2016年8月7日日曜日

お嫁さん1周年

1年前の8月6日に新潟に引っ越してきた。
妊娠34週、お腹はすいかくらいにパンパンだった。

あれから1年。

一昨日は、お義母さんと息子を後部座席に乗せて
隣町の子育て支援センターまでドライブ。
10ヶ月の息子、プール遊びをお友達と楽しんだ。

筋金入りのペーパードライバーだったわたしが
童謡を歌いながら人様を乗せて運転している。
道の脇には緑の田んぼが広がり、夏の雲が上に伸びる。

「お義母さん、きれいですね」と言ったら、
「そうだろ。秋はまた黄色くなってきれいだよ」と。

夫は仕事が忙しくて、残業と休日出勤が続く。
何が食べたいだろうとご飯を作る。
疲れてきても、息子に迎えられるとひとしきり遊ぶ。

息子はきっとわかっている。
自分が楽しんでいるふりして、わたしたちを癒している。

日曜日。
朝からお義母さんは朝ごはんを準備して、庭の草取り。
わたしは夫を見送って、息子おんぶして洗濯物干して、掃除して、
食器洗って、授乳して、息子寝かしつけたところ。
起きたら散歩に行って、庭先でプールで遊んで、
昼ごはん食べて、昼寝させて、
また散歩に行って、洗濯取りこんで、夕ごはん。

日々のくりかえしは淡々と。
でも、できる限り心を込めて。


お義母さんにタオルで捩りはちまきしてもらった息子。
写真を撮っていたら、夫の同じような写真もあるって教えてくれた。

息子は、夫が使っていた子ども用の椅子で食事をしている。
家も椅子も、わたしたちの成長を見守ってくれている。

お嫁さん1年生。
悩むこともある。
大変なこともある。
でも、うれしいこともたくさんある。
こうやって家族になっていく。

2016年6月21日火曜日

町民運動会

またまた教材用に描いた運動会のイラスト。


絵を見せたら、母に「(私たちの)町民運動会のまんまだね」と言われたっけ。
そのコメントがうれしかった。

先週、故郷にいる伯母に息子の写真を送った。
新潟の笹団子も一緒に。

もう1年半も里帰りをしていない。
町はどうなっているのかな。ずいぶん変わってしまっただろうな。
記憶の中の故郷は鮮明なまま。

家族でこたつなお正月

ファイルの整理をしていたら、絵が出てきた。

もう7、8年くらい前かな。
日本語教材でお正月の絵が必要になって、描いた。
「上座におじいさんが座っていない」というダメ出しが入ったっけ。

結婚する前のわたし、こういうのに憧れていたみたい。
家族みんなでこたつを囲む。
猫もいる。
田舎の日本家屋。
お茶を入れるお母さんはしあわせそうだ。
絵の中のお父さんが夫に似ていて、それも思慮深い。

もう今年も半分終わりそう。
わたしはどんなお正月を迎えるんだろう。

2016年6月9日木曜日

前回の投稿からの変化

すっかりブログとご無沙汰。
というのも、大きな変化があったから。

夫が大きな怪我をした。
1週間会社を休んだ。
大きな傷が残るかと思ったけれど、大分回復した。
生命力の強さを感じた。

でね、今与えられている時間を大切にしようと思った。
朝は笑顔で見送り、夕方も笑顔で出迎える。
いつ何が起きるかわからないから。

そして、わたしは仕事を再開した。
まだ週1回だけど、電車に乗って出勤する。
5時間家を空けるのは勇気が要った。

お義母さんを前よりもずっと信頼するようになった。
細かくつけていた授乳とおむつ替えの記録を止めた。
わたしは全部把握する必要はないと思ったから。
ずいぶん楽になった。

息子は身の回りの変化を敏感に察知していた。
不安定になると、授乳が増えた。
でも、柔軟にいろいろなことに対応できるようになってきた。

ころころ寝返りしながら動くし、匍匐前進もする。
猫ちゃんを撫でる。
フランス語みたいなのでおしゃべりする。

相変わらず愛おしい。

ブログは無理せず更新していけたらいいな。

2016年5月21日土曜日

健康第一

きのう、からだの調子を崩した。
夜中の授乳のときから目眩、原因はなんだろう。
数日前にもあった。
夜は下痢。

ホルモンバランスが変化しているからか、
水分不足か、睡眠の質が悪いからか。

夫やお義母さんに家事をしてもらう。ありがとう。
日課のお散歩はお休み。息子、すまん。
ゆっくりすごした。

今まで病気をせずにやってきた。
風邪もめったに引かなかった。
だから、思うようでないと困惑するよ。

まずはママは元気でないといけない。
健康なことがなんとありがたいことか。

きょうは回復。
お祭りの行列行ってきます。


2016年5月14日土曜日

嫉妬のきもち

息子をお義母さんに預けて美容院に行った。
美容師さんに聞かれた。
「お義母さんにみてもらって、息子取られちゃう気がしませんか」だと。
わたし、それはない。

お義母さんに時々夫のお弁当を詰めてもらう。
このあいだ「ありがとう」を伝えたら
「姑が息子の弁当作るのを嫌がる嫁さんも多いだろうけど」と返ってきた。
わたし、それはない。

息子にも夫にも自分が愛されているのを知っている。
だからかな。
嫉妬していない。
そう、お義母さんにも愛されているし。

よかったね、と夫に言った。
よかったよ、と夫が言った。

2016年5月13日金曜日

この気持ちは恋だ

今月下旬からお仕事を再開することに。
とりあえずは週に1回だけれど、
5時間も息子と離れ離れになるのは一大事。

息子はあしたで生後8ヶ月。
離乳食は1日2回。
授乳は未だに2、3時間おき。夜も。

今日はお義母さんとの予行演習。

お義母さんには、わたしが搾乳しておいた母乳を息子に飲ませて
ごはんを食べさせる使命がある。
母乳をコップで飲ませたり、おんぶしたりと
少しずつ練習はしてもらっていたけれど、
ここまでまとまった時間は初めて。

わたし、美容院に行くも、シャンプー台では息子の顔が浮かんでくる。
いつもの美容師さんにそのことを話しながら、うるうるしてくる。
息子に会いたい、息子に会いたい。
ただそれだけ。

美容院を出てからお昼ごはんを外で食べたけれど
一人で食べてもおいしくない。
おっぱいが張って仕方がなくなる。

静かに帰宅して、息子に気づかれないようにお義母さんと目配せ。
裏口から家に入って、息を殺している。

寝てしまった息子。
お義母さんにいなかったときの息子の様子を聞く。
変化に気付きながらも、平穏に過ごしていたらしい。
コップで上手におっぱい飲んだって。
さつまいもは2口だけだったって。

聞いていて涙が出そうになる。
わたしの方が息子離れできないな。

起こしてしまおうかと思ったら、起きてくれた。
必死におっぱいを飲み、勢いよすぎたせいかほとんど吐き出す。
ふたりで着替える。
おんぶしてぴったりしている。
愛おしい。

10代のころの甘酸っぱい気持ちを思い出したよ。
「ママだいすき」とか言われた日には、
ほんとにどうしようか。