2016年2月27日土曜日

出会った方言(日本語教師の血が騒ぐ!)

方言には規則性がある。
我が家での使用例から見えてきたこと。

■命令形
一段活用(Ⅱグループ)の動詞の命令形は「ろ」ではなく「れ」。

のびる→のびれ (運動している息子に)「あし、のびれ
みる→みれ (そっぽを見ている息子に)「こっちもみれ

■否定形
ナ形容詞的なのに、イ形容詞的な否定形になる。

なんぎ;つかれる (関西方面でも使われるらしい)
息子を抱っこしているわたしに「なんぎくねえか?」(cf. なんぎじゃない)

若者が使う「きれいくね?」(cf. きれいじゃない?)みたい。

■自動詞と他動詞
方言にも自動詞他動詞のペアがある。
(自)ぼっこれる ;壊れる 
(他)ぼっかす  ;壊す 

さらに…

「ぼっこれる」は「ぶっこわれる」の音韻変化(ぶ→ぼ)と音韻脱落()?
「ぼっかす」は「ぶっこわす」の音韻変化(ぶ→ぼ)と音韻融合(こわ→か)?

■あげもらい
この地域は「くれる」の使い方がちょっとちがう。
自分や自分に近いものに限り「くれる」を使うと教室では教えるけれど

犬の話題で「犬にくれるドックフード食べたら…」(cf. 犬にやる/あげる)
(ここでは一般的な犬の話)
よその犬もウチになる?もしくは、ウチとソトの枠がない?

義母に抱かれて大泣きしている息子がわたしを見るなり泣き止むので、
息子に「もう抱いてくれねえよ」(cf.抱いてやる/抱いてあげる)
自分よりも孫がよりウチになる?もしくは、ウチとソトの枠がない?

水やりを頼むときに「花に水くれて」(cf. 水やって/あげて)
花にも「くれる」を使う。
お願いするときにも「くれる」を使う。

「くれる」に関しては、新潟の日本語学習者混乱するだろうな。

きょうはこのくらいで。
近所のパン屋さんで食パンの耳買った。
50円!
息子と川までお散歩いって、カモに「くれて」きます。

2016年2月26日金曜日

出会った方言(まだまだある)

おもしろいことばがネタ帳に溜まってきた。
気をつけてみると、ごろごろ転がっている。

お義母さんだけの使い方もあるかもしれないから、
あとで誰かに添削してもらわなくちゃ。

☆お義母さんが友達に冗談で
「(息子を)かせるよ」
→貸し出す

☆お義母さんか息子をあやしながらわたしに
「おっぱいの時間かい?もう少しちょろまかす/たらかすかい?」
→ごまかす

☆寒い日の朝にお義母さんがわたしに
「(道が)しみてるから、もう少ししてから散歩行きな」
→凍る

☆息子を抱いているわたしにお義母さんが
「(息子の)足が(服から)出てる。もぐして!」
→隠す

☆食事中に泣く息子、お義母さんがわたしに
まかるよ」
→自分がやる、担う(ここでは、「あやす」)

☆家にきたお客さんが息子を見て
もじけてたね」
→人見知りする

☆昼ごはんをどうするかお義母さんに聞いたら
てんで(食べよう)」
→別々に、ばらばらに

☆市場でおばちゃんたちが
「最近なじらね
→どうですか

☆お義母さんの世間話で
「あそこの◯さん、もうぐれたってね」
→ぼける、頭がおかしくなる

「本しかも捨てた」/「しかもでっかい家だよ」
→たくさん

☆「わっては…」
→わたし

☆「そういうんだ
→そうですか、そうですね

(お義母さんのお友達宅のお手製ブランコ)

※先日の投稿「出会った方言」に標準語訳を追加しました。

2016年2月25日木曜日

どんどん大人になっていく

息子5ヶ月、機会があってジーンズデビューした。
いつもつなぎの服ばかりだったから、
一気に大人っぽくなった。

わたし、戸惑った。
さびしかった。
赤ちゃんがこどもになっていく。
もう戻らない。

すでに息子はファーストキスも奪われている。
生後25日で、3歳の女の子に。
その日わたしはかなりダメージを受けた。
でも、わたしじゃない女の子でよかったのだと思う。

すこしずつだけど、子離れの覚悟をしている。
息子はわたしの所有物じゃないから。

ああ、でも息子が巣立っていったら
ぽっかり心に穴があくんだろうな。


2016年2月24日水曜日

結婚記念日の夕暮れの会話

先日の結婚記念日のこと。

夫は仕事がお休みだった。
夕方、息子も連れて夕食の買い出しに行った。
家からスーパーまで徒歩5分の距離、話しながら。

お金はない。
でも、不満はない。
満たされている。

夫はものすごい人だと思っている。
知識も思慮深さも根気も優しさもある。
大器晩成型。

うーん、「思っている」という言葉はちょっとちがう。
わたしの前では「事実」で、疑う余地がない。

そんなことを伝えた。

夫「自分が自分を信じている以上に、妻は自分を信じているね」
妻「そうだよ」(即答)
夫「ツマーーーっ!」

(お互いを「ツマ」「オット」と呼んでいる)

夫はがんばるらしい。
妻もがんばる。

次の結婚記念日も散歩しているかな。
叫び合っているかな。

2016年2月23日火曜日

おふろの歌(2)

おふろであそべ』 作詞 夫

コウちゃん コウちゃん おふろで バシャバシャ あそべ
コウちゃん コウちゃん おふろで バシャバシャ あそべ

※星野源「Crazy Crazy」のサビのメロディーにのせて


2016年2月22日月曜日

新潟空港に行ってみた

夫の運転でドライブ。
目をさますと、新潟空港にいた。
国際線も出ているらしい。

わたし、大はしゃぎ。
到着した飛行機を眺めたり、
展示室でエコノミーのシートに親子で座ってみたり、
世界のお土産コーナーを物色したり。

空港に行くと胸がざわめく。
思い出す旅がたくさんある。

初めての海外旅行は、中学生の時の町主催の研修。
アメリカに10日間くらいだった。
ホームステイで英語が思うように使えなくて悔しかった。
また来てやる!英語も話せるようになってやる!と思った。

リベンジは大学1年の夏に1ヶ月。
旅程を自分で組んで、いろんな都市に行った。

1日目、滞在先はロサンゼルス。
映画のようなサングラスに、エメラルドグリーンのオープンカー。
彼女と一緒に夜に海に行った。
満天の星空を眺めながら、浜辺のすみっこで並んで用を足した。
ティッシュもなくて葉っぱを使った。
飛行場が近くて、たくさんの光が流れていた。

世界は広い。
なんでもあり。
なんでもできると思った。
中学生の時の自分よりも成長した自分。
涙がちょっと出た。

その時の感動が、今のわたしを作っている。

さてさて、息子はこの先どんな経験を積んでいくのかな。
楽しみだね。

また来よう。




2016年2月21日日曜日

白鳥の渡来地、瓢湖に行ってみた

白鳥で有名という瓢湖(ひょうこ)に行ってきた。
日本初の野生の白鳥の餌付けに成功したところ。
新潟県阿賀野市。
にいがた観光ナビ 瓢湖

看板には「現在の飛来数2,234羽」となっていたけれど
白鳥そんなにいたのかな。
白鳥よりも鴨っぽいのが目立った。
かなりグァーグァー。

1日に3回餌付けがある。
餌付けおじさんがやってきて声をあげると、鳩や雀もやってくる。
湖がさらにカオス。
わたし、絶句。

風情ないけれど、生きる力を感じた。圧巻だった。
ぽろっとこぼれた言葉が「インド」。

家族連れや若者がたくさんいた。
鳥には、一斉にカメラを向ける人間が奇妙に見えるんだろうな。

新潟、きょうも平和。