2016年1月31日日曜日

日曜日の朝

寝坊。
お腹が空いてぐずる息子を連れて、夫がわたしを起こしにきた。
朝9時半。

台所に行くと、お義母さん朝ごはんの支度をしていた。

わたし「すみません、ねぼすけでした。」

夫「ばあばは朝ごはん、パパは子守り、ママは睡眠。しあわせだね。」

わたし「そうだね。」

素直にそう思う。
でもね、ただ寝ているだけじゃなくて、良質なおっぱい作っているんだよ。

日曜日はゆっくり時間が流れる。

2016年1月30日土曜日

主婦の日課(朝編)

朝がわたしの最も活動的な時間。

授乳

朝食(みんな食べ終わっているので、一人で)

皿洗い(みんな分)

廊下と台所のモップがけ

寝室と居間の掃除機がけ

お風呂掃除

トイレ掃除(和洋2カ所、週2回)

授乳

お義母さんは朝食づくりと洗濯。
息子が泣いたら、どちらかが対応。

「ママは掃除、ばあばは洗濯、(息子の名前)は待つのが仕事」
お義母さんの口癖。

掃除を一通り終えてからの授乳は気持ちがいい。

みんなの服をお義母さんが洗って干し、
みんなの服をわたしが取り込んでたたむ。
家族。

猫ちゃんは、わたしたちの様子を眺めながら寝るのが仕事。


2016年1月29日金曜日

満たされているか

靴下の毛玉をカミソリで取る。
「うわあ、新品みたい!」
喜ぶわたしを珍しそうにみるお義母さん。

平和だ。

左アフター、右ビフォー。

わたしは服が少ない。
気に入った物はずっと着る。
(コート15年、ハンカチ18年とか)
納得いくまで着たら、ありがとうを言ってお別れする。

こういうスタンスが夫やお義母さんと似ていて、
ストレスにならない。助かっている。

必要以上に溜め込むのって、満たされていないからだと思う。
わたしは、うん、満たされている。

2016年1月28日木曜日

おっぱいさんと息子

先週、右のおっぱいがチクチクしだした。
何だろうと見てみたら、白いニキビみたいな点ができていた。
助産師の友人に聞いたら、白斑(はくはん)というらしい。
「痛たたた…」くらいだったから、様子を見る。
ゆっくりお風呂に浸かって、肩甲骨を動かす。

なんとかおさまって…

そうしたら、左のおっぱいにしこり。
3日前の雪かきの時に、勢い余ってスコップの取っ手が激突したから。
熱を持って、ちょっと赤くて。
授乳のたびになでながら、よくなるようにと祈る。

一昨日やっとよくなったと思ったら、また右のおっぱいに激痛。
先日の白斑部分の皮が剥けていたみたい。
その日の夜は、手のひらに汗をかきながら息子にお乳をあげる。
「ヒョー」「ううっ」の声に、夫も目を覚ます。

昨日は、乳首ケア用の油を買ってきてラップで保湿。
授乳の姿勢を見直してみる。
頻度を増やして、一回の負担を減らしてみる。
(へたすると、一日中授乳していた)

息子は最近、おっぱい飲みながら首を振ったり、
手のひらでバシバシ胸を叩く。
乳首をしごくようにしては、痛がるわたしを見て微笑む。

そんな息子に語りかける。
「そうしたら痛いんだよ」
「なでなでしながら飲むとうれしいな」
わかってくれるかな。

わたしの母は、わたしを産んだ時に母乳が出なくて辛かったらしい。
おっぱいマッサージに耐えたと聞いていた。

わたしのお胸は、ちっちゃいながらもちゃんと母乳出してくれて
息子をこんなにも大きくしてくれている。
本当にありがたい。

息子との共同作業。
1日平均8回、べったり2人でくっつく時間を与えられている。
卒乳までの貴重なとき、楽しみたい。

明日は悲鳴の出ない授乳になりますように。

白斑の原因は、お餅の食べ過ぎかな。

2016年1月27日水曜日

QP

台所の電話の上にあるホワイトボード。
はて、なんだろう。

QP?


キユーピー(KEWPIE)マヨネーズだった。
お義母さん、買い置きも合わせて3本買ってきたよ。
今晩はマカロニサラダとのこと。

でも、なんで29(金)?

(2012年までの英文商標はQPだそうで、あながち間違いでもないらしい)

2016年1月26日火曜日

いつもの散歩コースが…

いつも息子を連れて行く川辺。
カモがたくさんいて、楽しい。

今日行ってみたら、まっしろ。

よく見たら、雪捨て場になっていた。

さすが雪国。

歩道の除雪が終わっても道幅が狭い。
抱っこ紐のわたしを見ると、
向こうから来る人は立ち止まって待っていてくれる。
みんなやさしいなあ。

雪の白と空の青、気持ちがいい日。

果敢に挑戦する揚げ物

お義母さんは揚げ物が上手。

ここの家での食事は、
朝食、お義母さん
昼食、各自
夕食、お義母さんとわたしで日にち担当。

一人暮らしの時は自炊していたけれど、揚げ物はしたことがなかった。
今までわたしは玄米と野菜とお豆が中心だったけれど、
この家ではメインが肉魚らしい。
コロッケ、串カツ、唐揚げ、はじめて挑戦した。

「お義母さん、揚げ物教えてください」と言うと
「がんばって」と返ってくる。

「一緒に作りましょう」と言うと
「そういうのは無し。始めた人が全部作る」と返ってくる。

うーむ。
だから、レシピを見て慣れないことをしていた。

作ってみると、
「こんなに大きいと火が通らないよ。我が家はこの半分のサイズ。」
とか、
「こんなに作っても食べられないでしょ。」
そうすると「初めから教えてくれたらいいのに」と思ってしまう。

授乳や息子のお風呂で、どうしても夕飯の時間に間に合わないこともあった。
付け合わせのキャベツが切れていない。
お味噌汁にお味噌がまだ入ってない。
ご飯が炊けたのに、かき混ぜていない。
じゃがいもが半生。

そして、しょんぼりする。

でも、同居5ヶ月にして最近コツがわかってきた。

①「今日は夕飯に◯◯を作ります」とお義母さんに宣言しておく。
この段階で、できる質問はしておく。

準備できるものは準備できるときにしておく。
切ったり茹でる過程。
息子、いつ抱っこやおっぱいをせがむかわからないし。

③時間になったら、とりあえず調理に取り掛かる。

④わからなくなったら、その都度お義母さん捕まえてしつこく聞く。
「片栗粉の量はこのくらいですか」
「油が温まっているかってどうやってわかるんですか」
そうすると、(この家の)正解が聞ける。

⑤調理途中で息子が泣き出したら、お義母さんに頼む。
「助けてください、◯◯を◯◯してください!」
丸投げにしてしまう。
そうすると、息子が落ち着くころにはできあがっている。

⑥手伝ってもらったら「さすがお義母さん!」「おいしい」と感謝を表す。
いつも言っているけれど、いつも以上に。

今までに揚げ物を完璧に作って食卓にあげたことがないけれど、
懲りずに挑戦している。
「めげずにがんばるねえ」と感心される。
「上手になりたいです!」とわたしは返す。

ちょっと足りないお嫁さん、そんなくらいがちょうどいい。

次に挑戦したいのは、新潟の郷土料理のっぺ。
帆立の貝柱の出汁、里芋、人参、きのこ、たけのこ、かまぼこ!
いつになったらできるようになるかな。

2016年1月25日月曜日

産後脱毛はじまりました

髪を洗うと抜ける、抜ける。
排水溝の髪の毛を拾う。
結構な量。

産後4ヶ月頃から産後脱毛が始まると聞いていて、びくびくしてた。
例に等しくわたしにも発症中。
いつまで続くのかな。

産後3ヶ月のころに肩まであった髪を短くした。
きっかけは、お義母さんが廊下に落ちていたわたしの髪を拾っていたのを見て。
ちょっとした仕草だったのだけれど、切る後押しには十分だった。
長いと抜け毛もよく目につく。

わたしの家系も、夫の家系も薄い。
そしてわたしの母方の家系は白髪。
この出産を機に、急に白髪が増えた。

黒くしたいけれど、授乳があるから今はそのまま。
ヘナしてくれる美容院が近所にあればいいのだけれど。

「たくさん抜ける〜」とぼやくと
「坊主になってもツマはきれいだよ」

「白髪が増えた〜」とため息つくと
「頭が真っ白になってもツマはきれいだよ」

そう言ってくれる夫。

「外見じゃないよ」とか「気にならないよ」よりもうれしい。
まるまるっと受け入れている。
妻にとてもやさしいお返事。花マル。

夫と一緒にゆるーく育毛発毛をしています。

息子よ、
頭薄くても、パパもママもしあわせだよ。

髪が短いから、寝癖すごいなあ。

2016年1月24日日曜日

雪かきと見せかけて…

大雪。
雪かきはつまらないので、かまくらを作ることに。

ふわふわの雪で、集めても集めても押し固めると小さくなる。
人が入るにはまだまだ雪が足りない。
続きはまた夕方かな。

スコップ持っていた手のひらに、早くも水ぶくれ。
お義母さん、息子を抱いておかしな大人(夫とわたし)を見物。

冬だ、冬だ。

小豆ください

お義母さんにおつかいをたのまれた。
向かいのお米やさんで、小豆を3合買う。

息子を連れて出かける。

お米屋のお母さん(70歳くらいかな)、枡で小豆を計量。
秤で重さを確認。
そろばんで計算。

ああ、いいなあ。

「お茶飲んでいくかい?」
「はい」
遠慮のないわたしは、ふたつ返事。

深緑の冷たそうな床に米袋が積まれて、年季の入った精米機がひっそりある。
ガラス戸の向こうには、ソファーとだるまストーブ。
お母さん、お茶を入れてくれた。
チョコレートをくれた。

旅行の話、お孫さんの話、最近のニュース、小売店の景気
ふんふんと聞く。

お茶、3杯目をいただいたところで、息子泣き出す。
時計を見たら12時。一時間いたみたい。

楽しかったです、とお店をあとにする。

スーパーの方が小豆はもっと安い。
でも、こういうお店で買いたい。大事にしたい。

買ってきた小豆は、お義母さんがこしあんにする。

ああ、いいなあ。

2016年1月23日土曜日

怖い?怖くない?予防接種

先日、息子の4ヶ月健診に行ってきた。

ちょっとビクビクしていた。
というのも、息子は予防接種を受けていないから。
保健婦さんたちになんと言われるのだろうか、と。
もしかしたら怒られるんじゃないのか、とも。

夫とは何度も話をして、買った本を繰り返し読んで、
息子は予防接種を積極的に受けないことにしようと決めた。
受けるのも受けないのも親の責任。
どちらにしても100%の安心はない。

夫の話で納得したのは、
「こんなに小さな子にたくさん苦痛を与えなくてもいい」ということ。
ストレスは数値化することはできないけれど、
怖さや痛みでギュッと縮こまる感じは、大きくなっても覚えているんじゃないか。
現にわたしは、注射が今でも怖い。

近年の予防接種はスタンプラリーのよう。
スケジュールを組まないといけないほど多い。
わたしが子どもの頃よりも種類も増えている。
今の日本では自然発症がないような病気に対しても
未だにワクチン打たなければいけないのかな。
商業的な匂いがしてしまう。

「留学できないよ」とも言われそうだけれど、
ワクチンが必要な国に留学したいなら、そのとき受けたらいいと思う。
行きたい意思があるなら、自分で病院に予約して受けてもらおう。

夫もわたしも海外に住んでいたことがあるから、
ちょっとした免疫は息子にあげられていると思う。
よくわからないけれど、息子の遺伝子は強い気がする。なんとなく。

いくつかのワクチンは、もしかしたら受けてもいいのかなと検討している。
でも、4ヶ月の息子にはまだまだ早いと思う。

話をもどして…

保健婦さん「病院にはまだかかっていないんですね。」
わたし「はい。」
保「行くとすれば、予防接種くらいですかね。」
わ「あ、まだです。家族と話し合って、選んで受けさせることにしたんです。」
保「…そうですか。」
わ「はい。」
保「まあ、いろいろ考え方がありますからね。」

あとは保健婦さんが少しメモしていたくらい。
考えを正されることもなく、問診終了。
あっけらかんとしていて、拍子抜け。

自分の考えがぶれなければ、それでいい。
でも、草のようにしなるなら、もっといい。

自分が咎められたり責められることが怖かっただけで、
怖さは自分が生むものなんだな、と思った。

母子手帳には付箋がたくさん。
自分なりに調べて、決める。わたしの仕事。

2016年1月22日金曜日

妊娠がわかった日のこと

今日はわたしの誕生日。

1年前の今日、朝に自分で妊娠検査をしたら陽性だった。
すごい誕生日プレゼントだなと思った。
寝ていた夫を起こして、すぐに知らせた。
喜んでくれた。

同じ日の夜、お世話になった方の訃報が届いた。
亡くなるにはあまりにも若い。
お風呂場でふと涙が出てきた。
失礼な言い方かもしれないけれど、
これもまたすごいプレゼントになったと思った。

生まれたからには、精一杯生きよう。
生まれる命を大切にしよう、と思った。

1年後、わたしには家族が増えている。
目を覚ましたら、右には夫、左には息子。
手を伸ばすと、寝ぼけながらも握り返してくれる。
なんとありがたいことか。

誕生日おめでとう、わたし。

2016年1月21日木曜日

消極的な選択

独身の頃は、どこにでも興味が向いたら飛んで行った。
屋久島に人に会いに、トルコに自給自足のくらしをしに…
でも、今はなかなかそれができない。

今日、気になっていたイベントが隣町であった。
「海外」「育児」「自然」
集まる人も自分と同じような空気を感じる。

でも、行くのをやめた。

息子が電車で泣き出しても、いつものように「大丈夫だよ」と言えるか。
息子が電車でおしゃべりを始めても、ずっと話し相手になれるか。
息子が会場でうんちしても、すぐにおむつ替えてあげられるか。
息子が静寂の中で立派なおならしても、わたしは堂々としていられるか。
息子がお腹すいたときに、すぐにおっぱいあげられるか。
雪が強く降ってきたときに、わたしは息子をきちんと覆えるか。
雪道で滑りそうになったときに、わたしは息子を守れるか。


基準は「息子と自分が心地よいか(安全安心なのか)」。

自分に余裕がないと、楽しくない。
それが息子にも伝わる。

夫に何度も「行かなくていいの?」と揺さぶりをかけられた。
意地悪だなあと思いつつ、その都度悩む。

「うん、行かないことに決めた!」と言ったら、
「よく決断しました!」と返ってきた。
やっぱり意地悪だと思う。

今までだったら動かないのは消極的な選択。
でも、こういう思考もありなんだと思う。
自分だけじゃないから。

きっと逢うべき人や情報にはどこかで逢えるはず。

雪が止んだら、お散歩に行ってきます。

2016年1月20日水曜日

どんよりなお天気

どうしてお天気がぱっとしないんだろう。
新潟は日本海側、わたしの故郷(岩手)は太平洋側。
山脈を挟むとこんなにもお日様が出ないのかとびっくりする。

昨日は風が強くて、雪が横に降ってた。
徒歩数分のスーパーまで息子を連れていこうと家を出たら
傘が飛んでいきそうで、ふらつく。

「寒いねえ、だいじょうぶ?」と顔をのぞいたら、
抱っこ紐の中で我が子にこにこ。
たくましい。

今朝は外が真っ白。
窓ガラス開けたら、雪の層がそのまま残ってた。

お昼から4ヶ月健診。
会場までは徒歩20分強。
とぼとぼ歩いたら30分以上かかるだろうなあ。
わたしたち、ちゃんと行けるのでしょうか。



2016年1月19日火曜日

ブログをはじめることにした

夫の実家に来て5ヶ月13日目。
ということは、同居をはじめて5ヶ月13日。

息子が生まれて4ヶ月5日目。
ということは、ママになって4ヶ月5日。

毎日のことを日記に書いてはいるけれど、ここにも。
息子が大きくなって結婚することになったら、
このブログを本にして、奥さんになる人に贈ろうと思う。
「あなたのパートナーはこうやって育ったのよ」とこっそり教えたい。
楽しいことも、大変なことも。

一粒万倍日の今日。
はじめるにはいい。