2016年1月24日日曜日

小豆ください

お義母さんにおつかいをたのまれた。
向かいのお米やさんで、小豆を3合買う。

息子を連れて出かける。

お米屋のお母さん(70歳くらいかな)、枡で小豆を計量。
秤で重さを確認。
そろばんで計算。

ああ、いいなあ。

「お茶飲んでいくかい?」
「はい」
遠慮のないわたしは、ふたつ返事。

深緑の冷たそうな床に米袋が積まれて、年季の入った精米機がひっそりある。
ガラス戸の向こうには、ソファーとだるまストーブ。
お母さん、お茶を入れてくれた。
チョコレートをくれた。

旅行の話、お孫さんの話、最近のニュース、小売店の景気
ふんふんと聞く。

お茶、3杯目をいただいたところで、息子泣き出す。
時計を見たら12時。一時間いたみたい。

楽しかったです、とお店をあとにする。

スーパーの方が小豆はもっと安い。
でも、こういうお店で買いたい。大事にしたい。

買ってきた小豆は、お義母さんがこしあんにする。

ああ、いいなあ。

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