お義母さんにおつかいをたのまれた。
向かいのお米やさんで、小豆を3合買う。
息子を連れて出かける。
お米屋のお母さん(70歳くらいかな)、枡で小豆を計量。
秤で重さを確認。
そろばんで計算。
ああ、いいなあ。
「お茶飲んでいくかい?」
「はい」
遠慮のないわたしは、ふたつ返事。
深緑の冷たそうな床に米袋が積まれて、年季の入った精米機がひっそりある。
ガラス戸の向こうには、ソファーとだるまストーブ。
お母さん、お茶を入れてくれた。
チョコレートをくれた。
旅行の話、お孫さんの話、最近のニュース、小売店の景気
ふんふんと聞く。
お茶、3杯目をいただいたところで、息子泣き出す。
時計を見たら12時。一時間いたみたい。
楽しかったです、とお店をあとにする。
スーパーの方が小豆はもっと安い。
でも、こういうお店で買いたい。大事にしたい。
買ってきた小豆は、お義母さんがこしあんにする。
ああ、いいなあ。
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