2016年1月26日火曜日

果敢に挑戦する揚げ物

お義母さんは揚げ物が上手。

ここの家での食事は、
朝食、お義母さん
昼食、各自
夕食、お義母さんとわたしで日にち担当。

一人暮らしの時は自炊していたけれど、揚げ物はしたことがなかった。
今までわたしは玄米と野菜とお豆が中心だったけれど、
この家ではメインが肉魚らしい。
コロッケ、串カツ、唐揚げ、はじめて挑戦した。

「お義母さん、揚げ物教えてください」と言うと
「がんばって」と返ってくる。

「一緒に作りましょう」と言うと
「そういうのは無し。始めた人が全部作る」と返ってくる。

うーむ。
だから、レシピを見て慣れないことをしていた。

作ってみると、
「こんなに大きいと火が通らないよ。我が家はこの半分のサイズ。」
とか、
「こんなに作っても食べられないでしょ。」
そうすると「初めから教えてくれたらいいのに」と思ってしまう。

授乳や息子のお風呂で、どうしても夕飯の時間に間に合わないこともあった。
付け合わせのキャベツが切れていない。
お味噌汁にお味噌がまだ入ってない。
ご飯が炊けたのに、かき混ぜていない。
じゃがいもが半生。

そして、しょんぼりする。

でも、同居5ヶ月にして最近コツがわかってきた。

①「今日は夕飯に◯◯を作ります」とお義母さんに宣言しておく。
この段階で、できる質問はしておく。

準備できるものは準備できるときにしておく。
切ったり茹でる過程。
息子、いつ抱っこやおっぱいをせがむかわからないし。

③時間になったら、とりあえず調理に取り掛かる。

④わからなくなったら、その都度お義母さん捕まえてしつこく聞く。
「片栗粉の量はこのくらいですか」
「油が温まっているかってどうやってわかるんですか」
そうすると、(この家の)正解が聞ける。

⑤調理途中で息子が泣き出したら、お義母さんに頼む。
「助けてください、◯◯を◯◯してください!」
丸投げにしてしまう。
そうすると、息子が落ち着くころにはできあがっている。

⑥手伝ってもらったら「さすがお義母さん!」「おいしい」と感謝を表す。
いつも言っているけれど、いつも以上に。

今までに揚げ物を完璧に作って食卓にあげたことがないけれど、
懲りずに挑戦している。
「めげずにがんばるねえ」と感心される。
「上手になりたいです!」とわたしは返す。

ちょっと足りないお嫁さん、そんなくらいがちょうどいい。

次に挑戦したいのは、新潟の郷土料理のっぺ。
帆立の貝柱の出汁、里芋、人参、きのこ、たけのこ、かまぼこ!
いつになったらできるようになるかな。

2 件のコメント:

  1. 他人とは多忍とも書けます。
    身内は身打と書けたりします。
    ハリネズミの家族が冬を乗り越えるためには、同じ巣穴で寄り添うものの、ちかづき過ぎないのが心得とか?上手く距離を保つのが秘訣か?

    道春より

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  2. 多忍に身打ですか。ほうほう。

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