2016年2月27日土曜日

出会った方言(日本語教師の血が騒ぐ!)

方言には規則性がある。
我が家での使用例から見えてきたこと。

■命令形
一段活用(Ⅱグループ)の動詞の命令形は「ろ」ではなく「れ」。

のびる→のびれ (運動している息子に)「あし、のびれ
みる→みれ (そっぽを見ている息子に)「こっちもみれ

■否定形
ナ形容詞的なのに、イ形容詞的な否定形になる。

なんぎ;つかれる (関西方面でも使われるらしい)
息子を抱っこしているわたしに「なんぎくねえか?」(cf. なんぎじゃない)

若者が使う「きれいくね?」(cf. きれいじゃない?)みたい。

■自動詞と他動詞
方言にも自動詞他動詞のペアがある。
(自)ぼっこれる ;壊れる 
(他)ぼっかす  ;壊す 

さらに…

「ぼっこれる」は「ぶっこわれる」の音韻変化(ぶ→ぼ)と音韻脱落()?
「ぼっかす」は「ぶっこわす」の音韻変化(ぶ→ぼ)と音韻融合(こわ→か)?

■あげもらい
この地域は「くれる」の使い方がちょっとちがう。
自分や自分に近いものに限り「くれる」を使うと教室では教えるけれど

犬の話題で「犬にくれるドックフード食べたら…」(cf. 犬にやる/あげる)
(ここでは一般的な犬の話)
よその犬もウチになる?もしくは、ウチとソトの枠がない?

義母に抱かれて大泣きしている息子がわたしを見るなり泣き止むので、
息子に「もう抱いてくれねえよ」(cf.抱いてやる/抱いてあげる)
自分よりも孫がよりウチになる?もしくは、ウチとソトの枠がない?

水やりを頼むときに「花に水くれて」(cf. 水やって/あげて)
花にも「くれる」を使う。
お願いするときにも「くれる」を使う。

「くれる」に関しては、新潟の日本語学習者混乱するだろうな。

きょうはこのくらいで。
近所のパン屋さんで食パンの耳買った。
50円!
息子と川までお散歩いって、カモに「くれて」きます。

2016年2月26日金曜日

出会った方言(まだまだある)

おもしろいことばがネタ帳に溜まってきた。
気をつけてみると、ごろごろ転がっている。

お義母さんだけの使い方もあるかもしれないから、
あとで誰かに添削してもらわなくちゃ。

☆お義母さんが友達に冗談で
「(息子を)かせるよ」
→貸し出す

☆お義母さんか息子をあやしながらわたしに
「おっぱいの時間かい?もう少しちょろまかす/たらかすかい?」
→ごまかす

☆寒い日の朝にお義母さんがわたしに
「(道が)しみてるから、もう少ししてから散歩行きな」
→凍る

☆息子を抱いているわたしにお義母さんが
「(息子の)足が(服から)出てる。もぐして!」
→隠す

☆食事中に泣く息子、お義母さんがわたしに
まかるよ」
→自分がやる、担う(ここでは、「あやす」)

☆家にきたお客さんが息子を見て
もじけてたね」
→人見知りする

☆昼ごはんをどうするかお義母さんに聞いたら
てんで(食べよう)」
→別々に、ばらばらに

☆市場でおばちゃんたちが
「最近なじらね
→どうですか

☆お義母さんの世間話で
「あそこの◯さん、もうぐれたってね」
→ぼける、頭がおかしくなる

「本しかも捨てた」/「しかもでっかい家だよ」
→たくさん

☆「わっては…」
→わたし

☆「そういうんだ
→そうですか、そうですね

(お義母さんのお友達宅のお手製ブランコ)

※先日の投稿「出会った方言」に標準語訳を追加しました。

2016年2月25日木曜日

どんどん大人になっていく

息子5ヶ月、機会があってジーンズデビューした。
いつもつなぎの服ばかりだったから、
一気に大人っぽくなった。

わたし、戸惑った。
さびしかった。
赤ちゃんがこどもになっていく。
もう戻らない。

すでに息子はファーストキスも奪われている。
生後25日で、3歳の女の子に。
その日わたしはかなりダメージを受けた。
でも、わたしじゃない女の子でよかったのだと思う。

すこしずつだけど、子離れの覚悟をしている。
息子はわたしの所有物じゃないから。

ああ、でも息子が巣立っていったら
ぽっかり心に穴があくんだろうな。


2016年2月24日水曜日

結婚記念日の夕暮れの会話

先日の結婚記念日のこと。

夫は仕事がお休みだった。
夕方、息子も連れて夕食の買い出しに行った。
家からスーパーまで徒歩5分の距離、話しながら。

お金はない。
でも、不満はない。
満たされている。

夫はものすごい人だと思っている。
知識も思慮深さも根気も優しさもある。
大器晩成型。

うーん、「思っている」という言葉はちょっとちがう。
わたしの前では「事実」で、疑う余地がない。

そんなことを伝えた。

夫「自分が自分を信じている以上に、妻は自分を信じているね」
妻「そうだよ」(即答)
夫「ツマーーーっ!」

(お互いを「ツマ」「オット」と呼んでいる)

夫はがんばるらしい。
妻もがんばる。

次の結婚記念日も散歩しているかな。
叫び合っているかな。

2016年2月23日火曜日

おふろの歌(2)

おふろであそべ』 作詞 夫

コウちゃん コウちゃん おふろで バシャバシャ あそべ
コウちゃん コウちゃん おふろで バシャバシャ あそべ

※星野源「Crazy Crazy」のサビのメロディーにのせて


2016年2月22日月曜日

新潟空港に行ってみた

夫の運転でドライブ。
目をさますと、新潟空港にいた。
国際線も出ているらしい。

わたし、大はしゃぎ。
到着した飛行機を眺めたり、
展示室でエコノミーのシートに親子で座ってみたり、
世界のお土産コーナーを物色したり。

空港に行くと胸がざわめく。
思い出す旅がたくさんある。

初めての海外旅行は、中学生の時の町主催の研修。
アメリカに10日間くらいだった。
ホームステイで英語が思うように使えなくて悔しかった。
また来てやる!英語も話せるようになってやる!と思った。

リベンジは大学1年の夏に1ヶ月。
旅程を自分で組んで、いろんな都市に行った。

1日目、滞在先はロサンゼルス。
映画のようなサングラスに、エメラルドグリーンのオープンカー。
彼女と一緒に夜に海に行った。
満天の星空を眺めながら、浜辺のすみっこで並んで用を足した。
ティッシュもなくて葉っぱを使った。
飛行場が近くて、たくさんの光が流れていた。

世界は広い。
なんでもあり。
なんでもできると思った。
中学生の時の自分よりも成長した自分。
涙がちょっと出た。

その時の感動が、今のわたしを作っている。

さてさて、息子はこの先どんな経験を積んでいくのかな。
楽しみだね。

また来よう。




2016年2月21日日曜日

白鳥の渡来地、瓢湖に行ってみた

白鳥で有名という瓢湖(ひょうこ)に行ってきた。
日本初の野生の白鳥の餌付けに成功したところ。
新潟県阿賀野市。
にいがた観光ナビ 瓢湖

看板には「現在の飛来数2,234羽」となっていたけれど
白鳥そんなにいたのかな。
白鳥よりも鴨っぽいのが目立った。
かなりグァーグァー。

1日に3回餌付けがある。
餌付けおじさんがやってきて声をあげると、鳩や雀もやってくる。
湖がさらにカオス。
わたし、絶句。

風情ないけれど、生きる力を感じた。圧巻だった。
ぽろっとこぼれた言葉が「インド」。

家族連れや若者がたくさんいた。
鳥には、一斉にカメラを向ける人間が奇妙に見えるんだろうな。

新潟、きょうも平和。

授乳を日給計算すると(続)

「授乳を日給計算すると?」の続き。

ある母乳販売サイトの料金形態(母乳月数6ヶ月 50ml 1,200円)で
一回の授乳で100mlで計算すると

(1,200円×2)×9回=21,600円/日

と書いたのだけれど、きのう新事実が発覚。


6ヶ月の赤ちゃんは、一回で200mlは飲んでいるらしい。

友だちの同じ月齢の赤ちゃん、哺乳瓶いっぱいのミルクを飲んでいて
「え?こんなにわたしも母乳を飲ませているのか!」とびっくり。

計算し直してみる。

200ml×9回=1800ml
(1,200円×4)×9回=43,200円/日

先週は1日に12回授乳していたから

200ml×12回=2400ml
(1,200円×4)×12回=57,600円/日

だからこんなに喉が乾くのか。
だからトイレに行かなくても平気なのか。

夫と常飲している無調整豆乳、消費が進む。
わたしも息子も、飲めや飲め。



2016年2月20日土曜日

出会った方言

だんだん聞くのに慣れてはきたけれど、
使うには恥ずかしい方言たち

☆結婚記念日が来ると言う夫にお義母さんが
「今までぶちゃられなくてよかったね」
→捨てられる

☆息子を「よっこらしょ」と抱き上げるわたしにお義母さんが
「トモコさん、だっちゃかねぇね」
→体力がない

☆雪かきをするわたしにご近所さんが
腰がでるよ」
→ぎっくり腰になる

☆家にこもるわたしにお義母さんが
「一緒にさわぐ友達ができるといいね」
→あそぶ

☆息子をあやすわたしに親戚のおじさんが
よっぱらにならねえか」
→飽きる

☆お義母さんの得意技のこそあど
「あのがんをこうしておいて」
「そのがん、そのがん
→もの

☆心配性だった大ばあばの口癖
どーしょば
→どうしようか
せつねてば
→どうしたらよいかわからない、苦しい

☆文末のお決まり
「食べる?」「いい?」

■アクセント
わり
なめ
んにく
あり
太字下線が高い

■使用頻度が高いことば
勘弁!」

日本語教師、もっと収集せねば!

(写真は雪椿)

2016年2月19日金曜日

夫のお弁当

夫のお弁当づくりは連携プレイ。

夫、帰宅するとお弁当箱を洗う。
わたし、前の晩のうちにおかずを作って詰める。
お義母さん、翌朝お味噌汁とごはんを詰める。

本当は朝早く起きて全部作ってあげたいと思う。

だけど、朝の息子の授乳時間が定まらない。
朝食を作るお義母さんの邪魔をしたくない。(朝食担当はお義母さん)
何度か夜中の授乳後に作ったけれど、しんどい。
冷凍食品には頼りたくない。
電子レンジもあまり使いたくない。

「無理するな」と夫が言ってくれる。
だから、無理をしないことにした。

手抜きなお弁当だけれど、
ストレスが入っていないから消化にはいい、ということにする。

腹をくくったら、ずいぶん楽になった。

「これお弁当に入れます!」と夕飯のおかずをキープする。
買い出し帰りのお義母さん「お弁当用に買ってきたよ」との気遣い。

妻が作るお弁当じゃなくて、家族みんなで作るお弁当。


2016年2月18日木曜日

金柑の正しい食べ方

おばちゃんから金柑がどっさり送られてきた。
いい香り。鮮やかな色。


お義母さん「金柑だーいすき」と言ってパクパク。
皮のところだけ。

あれれ、わたしは丸ごと(種も)食べるんだけど。

お互いの食べ方で食べてみる。
ふたりとも「ふーん」。
そして自分の食べ方に戻る。

それでいい。

金柑、息子に握られていた。
ちょどいい大きさみたい。
きれいだね。

2016年2月17日水曜日

疲れる快感

今朝起きたら、雪が積もっていた。
身体へろへろだけれど、雪かき。
汗をかくのは気持ちがいい。
普段使っていない筋肉がよろこぶ。
ここ数日、イベント参加や法事で非日常。
息子も神経を使うようで、おっぱいを欲しがる。
1日の授乳が12回に及ぶ。
昼夜問わずしっかり飲んで、1時間後にまた欲する感じ。

例えるなら、献血しながら7kgの米袋を1日5、6時間抱える。
そりゃ、身体くたくたになる。

お、息子がいびきをかきはじめた。
また雪かきの続き!

2016年2月16日火曜日

きのう夫に感謝したいと思った瞬間

バレンタインにあげたチョコレートをおいしそうに食べてくれたとき

そのチョコレートを少し分けてくれたとき

寝る前にもみほぐしをしてくれたとき(前職がセラピスト)

ハンドクリームを取ってと言ったら、ハンドマッサージをしてくれたとき

手抜きなごはんを、おいしそうに全部食べてくれたとき

離乳食講習会の送り迎えのついでにドライブに連れて行ってくれたとき
(きのうはお仕事が休みだった)

ドライブの帰りにお茶を買ってくれたとき

ここからの夕日がきれいだと教えてくれたとき

甘える息子を、わたしではなくお義母さんに託していたとき
(息子もお義母さんもうれしそうだった)

夜中に息子がぐずったときに、寝ぼけながらあやしてくれたとき


夫よ、いつもありがとう。

2016年2月15日月曜日

1年前のきょうがあったから、新潟にいる

1年前のきょう、わたしと夫は東京で助産院の説明会に行っていた。
そのときは、東京で産んで育てるつもりだった。

お産がどういうものか聞いたその帰りの電車、
天気のいい日で車窓の景色がきれいだった。
夫と二人ならんで座っていた。
で、新潟に行くのもいいかもね、という話がぽろりと出た。

新潟には夫の実家がある。
夫は長男。
お義母さんもいる。

その日の朝には、東京に住むなら西の方かなと話していたのにな。

新潟への引越しは夏にして、それまで東京でできることをしようと思った。
決めたらもう迷わなかった。

8月に二人とも東京の仕事を辞めて、新潟に来た。
9月に息子が産まれた。
1年後には新潟にいて、息子を抱いている。

人生、何がどうなるかわからない。

2016年2月14日日曜日

夫婦の会話(おむすび)

食後のひととき、ラップに包まれたおむすびが1つ。


妻「(仕事に)持ってく?」
夫「要らないかな」
妻「じゃあ、ちょうだい」
夫「今食べるの?」
妻「ううん、ポケットに入れとく」
夫「たたくと増えるかな」
  <沈黙>
妻と夫「しあわせだねえ」

お義母さんからは「バカップル」と呼ばれているわたしたち。

大ばあばのこと

きょうは、大ばあば(義祖母)の四十九日の法要。

ずっと施設にいた大ばあばには
家に泊まりに来るお盆と年末年始の2度しか会ってない。

お盆は、わたしが新潟に来た翌週だった。
臨月間際の大きなお腹をさすってもらった。
「どちらさんですかね?」と何十回も聞かれた。

年末年始は、息子を大ばあばのベッドの横に寝かせた。
息子に「かわいいね」と言って、手を取ってキスしてた。
息子がベッドから落ちないように気を遣っていた。

大ばあばは、わたしが誰かわかっていない。
それでも、息子を可愛がっていたのがうれしかった。

施設に戻った翌日、大ばあばが亡くなった。89歳。

わたしは、お葬式まで毎晩のように泣いた。
夫に「数回しか会ったことないのに」と笑われた。
気持ちが不安定だった。

自分の家族のことと重なったんだと思う。
わたしは父と母と祖母を津波で亡くしている。
父の火葬には間に合わず、行った時には父はビニール袋の中。
カサカサ音がした。
母はDNA鑑定があったから、一ヶ月半かかった。

わたしは親の最期の顔を見ていない。

亡くなるということがうまく飲み込めていなかった。
頭ではわかっていたけれど。

わたしは意を決して大ばあばの顔を見た。
その顔がとっても穏やかで、ほっとした。
そして気がついた。
ああ、これは見送りのお祭りなんだ。悲しいことじゃないんだ。
そうしたら、すうっと気持ちが楽になった。

この家のお嫁さんになって5ヶ月足らずでのお葬式。
親戚付き合いがどういうものか現実を知った。
価値観の違いが見えた。
支え合うことも知った。
良くも悪くもいろいろあって、家族らしいなと思った。

大ばあばは、息子に会うのを待っていたのかもしれない。
わたしに家族や生きることを教えたかったのかもしれない。
きっとそうだ。

2016年2月13日土曜日

猫と赤ちゃんの共存

ここの家に来た時、わたしは臨月近くだった。
ペットの猫ちゃんと赤ちゃんがうまくやっていけるのか心配だった。

わたしは猫を飼ったことがなかった。
猫から人間に感染するトキソプラズマ、妊娠中のわたしはびくびく。

ここの家の猫ちゃんは外のパトロールが日課。
病原菌とか持ってこないかな。

赤ちゃんはミルクの匂い。
長い爪で引っ掻かないかな。

よく知らないからこそ不安は大きくて
夫に「正直気をつかう」とも告白した。

でも、息子が生まれてみたらなんてことなかった。

猫ちゃんから赤ちゃんに近づくことはまずない。
存在は認識していて、息子が泣き出すと逃げたりする。
息子の布団や毛布は決して踏まない。
遠くからじっと様子を眺めている。

ただ、わたしやお義母さんが息子にかまいきりだと
「おいらもかまって」とすり寄ってくる。
息子がおっぱい飲むたびに「おいらもエサ」とねだる。
パソコンしていると、キーボードに乗っかってくる。

甘えん坊なんだな。

猫ちゃんは、わたしがこの家に来るまで「一番」だった。
でも、突如息子がその座を奪った。
だから、わたしの席に彼が気持ちよさそうに寝ていたら
わたしは席を譲る。
外に出たいといったら、ドアを開ける。

息子がハイハイしだしたら、また状況は変わるかもしれない。
でも、今のところうまくいっている。

というか、わたしがそう思えるようになった。
自分次第。

2016年2月12日金曜日

おふろのなかま

おふろ場の生き物。

お義母さんは「えびフライ」というけれど、
それはないでしょう。

息子のおふろは、いつも2人体制。

1)夫が入れる→わたしが取り上げる
2)お義母さんが入れる→わたしが取り上げる
3)わたしが入れる→夫が取り上げる

贅沢な3パターン。

お湯に浸かって息子を抱く。
一体なのに、一体じゃない。
お風呂が羊水みたいに感じる。

それを夫やお義母さんと共有できている。
ありがたい。

2016年2月11日木曜日

新潟いいところ・続

ここの家は野菜の差し入れがたくさん。
きのうは立派な大根と白菜とキャベツが届いた。


大根さんが息子に寄り添っているよ。
同じ背丈。

「◯◯さんの大根おいしいね」
「◯◯さんのお米さすがだね」
そう言って食事をいただく幸せ。

2016年2月10日水曜日

新潟いいところ

歩いて5分ほどで、田んぼ。
雪でまっしろ。

車で5分ほどで、梨の果樹園。
山をバックに、こちらもまっしろ。



足跡もないきらきらの絨毯。
飛び込みたくなるね。

新潟に来てよかったことのひとつ、
この景色。

2016年2月9日火曜日

自分、若くない

起きがけに、息子の真似をして手足バタバタ、足浮かし。
きゃっきゃ、きゃっきゃ。

翌日、激しい筋肉痛と腰痛。
改めて、息子の運動量すごい。

痛みがくるのが翌日でよかった。
見ている夫が楽しそうで、それもよかった。

未完成のかまくら

2週間前に雪が「どかっ」と降った。
わたしは3日かけて、背丈ほどの雪山を作った。
親子で入れるかまくらを作りたかった。

ところが、4日目から雨降り。5日目も。
その後まとまった雪降らずで、雪山はどんどん縮小。
放置。

晴空のきのう、みきりをつけて雪山を崩した。
ええい、溶けろ溶けろとスコップで。

せっせと雪を運んで固めたのに、せっせと雪を崩して運ぶ。
おかしいなあ。わたし、何をしているんだろう。

かまくらはできなかったけれど、でも十分楽しんだ。

中庭での作業を温かい目で見守るお義母さん、ありがとう。
一人遊びして待っていてくれる息子、ありがとう。
筋肉痛の身体、ありがとう。

冬の主婦の一人遊び。

完成形じゃなくて、過程が大切。

教訓
かまくら作るときには、一日で一気に。

2016年2月8日月曜日

授乳を日給計算すると?

授乳している時は動けない。
はたから見ると、ぼーっとしているみたいに見えるんだろうな。

授乳中は息子の顔を眺め、手を握り、頭をなで、こぼれた母乳を拭く。
左右たっぷり飲むと、30分かかる。
息子の場合、飲みながらうんちをするので、すぐおむつ替える。
うんちが漏れたら着替える。

■時間で考える
一日に9回くらい授乳している。
息子の授乳やおむつ交換にかかる時間、一日でざっと4時間半。

新潟県の最低賃金は731円。
24時間体制ではあるけれど、授乳の時間だけでも…

731円×4.5時間=3,289.5円

■内容で考える
とある母乳販売サイトでは…

母乳月数6ヶ月 50ml 1,200円
母乳月数12カ月 50ml  800円


濃厚で栄養価が高いのが1,200円の方らしい。
国内では禁止されていないが、細菌が入ると食品衛生法に触れる。
過去に粗悪な品質が問題になった。

わたしは母乳販売しないけれど、一回の授乳で100mlとすると

(1,200円×2)×9回=21,600円/日

結構なサービスを息子に提供している。
しかも、夜中の「ふぎゃ」の一声でも対応可。新鮮。


わたし、お金は稼いでいない。
でも、乳を与えることに自信と誇りを持っていい。
日々ずっしりと重くなっていく息子が、授乳の成果。
子を育てるのがわたしのしごと。

そう言い聞かせている。

2016年2月7日日曜日

人間が必要なもの

いつもの散歩コースにあった格言。

人間 
何時死んでもいいという用意と
何時までも生きてよいという精神力がいる。
  (宇野行信)


わたし
おいしいご飯と
それを囲む家族やなかまがいる。


2016年2月6日土曜日

うんこ!

息子がブーブーうんちをすると、お尻に鼻をくつけて嗅ぐ。
ヨーグルトのような匂い、かぼちゃのポタージュのような鮮やかな色、あったかさ。
手についても、なんの抵抗もない。
食べられるとさえ思う。

自分のうんちだったら、触りたくないし嗅ごうと思わないのに。
不思議だな。

わたしの体液だけで大きくなって、
おしっことうんちを出す。

最近うんちをすると、おむつからはみ出る。
昨日は4回着替えした。
たくさん飲んでるものね。
便秘よりいいよね。

絵本棚の中のお気に入り、『うんこ!』

2016年2月5日金曜日

草餅、常識を越える

昨日の市で買ってきた草餅を食べてみた。

中身はつぶあんと決めてかかったら…
なんとびっくり、きんぴらごぼう。

この辺ではよくあるらしい。

わたし「夫のお弁当にいれてもいいですかね?」
義母 「中身のきんぴら?」
わたし「いいえ、そのまま。」
義母 「…ないでしょ!」

お弁当のおかずにはならないみたい。
ふーん。

2016年2月4日木曜日

立春、朝市に行ってきた

四と九のつく日は市がでる。
んでるしむ」というお義母さんに
あわせがる」と返すわたし。

お天気がいいので行ってみた。

息子がいるので、みなさん声をかけてくれた。

この町に来たばかりだというと、
「果物もたくさんあるし、お米はおいしいし、いいところだよ」
とおばあちゃんが言う。
地元のことを誇れるっていいな。


「ケツ付けてきな〜」とおばちゃんたちは言い合う。
「腰掛けて休んで」ってことなんだろうな。
そこらじゅう井戸端会議。

かぼちゃ、かぶ、ねぎ…惹かれたけれど、重いから断念。
ほうれん草1束と大福を買ってきた。

ここの白い大福は、息子が生まれる日の朝にお義母さんが買ってきてくれた。
破水しかけていたのにわたしは余裕で、ふたつ食べて産院に向かった。
14日だった。
しあわせが来た日だった。

また行こう。

立春、息子をみて思う

きっと息子と同じように日々を過ごしたら、
心も体も健康そのもの。

おっぱいをたくさん飲み、
相手の目を見て思う存分おしゃべりをし、
手足をばたばたさせ、
よく寝る。

素直に甘え、
うれしいときは声を出して笑い、
人の温もりをたっぷり感じ、
泣きたい時は大きな声で泣く。

「連続垂直足上げ」は容易に真似できないけれど、
君を見習いたい。

立春のきょう、晴れた。
春を探しに行こう。

2016年2月3日水曜日

鬼は外!

行事はたいせつにしていきたい。

きょうはわたしが夕ご飯担当。
海苔巻き(韓国風)を作って、イワシを焼く。
落花生も買ってきた。

恵方を調べるのは夫に任せる。

お義母さんに「食べ合わせどうだろう?」と言われたけど
気にしない、気にしない。

明日の立春を清々しく迎えたい。

息子、豆ちゃんと投げられるかな。

2016年2月2日火曜日

できるようになっていく…のを意識する

居間で息子がうとうとすると、こたつに足を突っ込んで寝かせる。
息子、起きるとこたつカバーを引っ張って遊ぶ。

「前は蹴飛ばしていたのに、顔まで引っ張れるようになったね」とお義母さん。
確かに!
顔まで近づけたり、顔のところで遊べるようになった。

手が器用になったんだ。
腕の力もついたんだ。
見えることが楽しくなってきたんだ。

言葉にしてもらって、改めて気づかされる。
だから、ハンカチをもたせたり、顔に乗っけるあそびを始めてみた。

なんとなく流さないで、変化を意識したい。
意識できたら、今までと視点や方法を変えてみたい。
息子のことも、自分のことも。



2016年2月1日月曜日

おふろの歌

わたしも夫も音痴だけど、かまわず歌っている。
毎日欠かさないのは、おふろの歌。

息子、音痴街道まっしぐら!

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おふろのじかん」 作詞作曲 わたし

おふろ〜 おふろ〜
おふろのじかん〜 <やった〜>
<パパと/ママと> おふろのじかん <やったー>

********************************************
おれとおふろ」 作詞作曲 夫

おれは おふろの 暴れん坊
バシャバシャバシャ バシャバシャバシャ

おれは おふろの 甘えん坊
バシャバシャバシャ バシャバシャバシャ
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