2016年2月13日土曜日

猫と赤ちゃんの共存

ここの家に来た時、わたしは臨月近くだった。
ペットの猫ちゃんと赤ちゃんがうまくやっていけるのか心配だった。

わたしは猫を飼ったことがなかった。
猫から人間に感染するトキソプラズマ、妊娠中のわたしはびくびく。

ここの家の猫ちゃんは外のパトロールが日課。
病原菌とか持ってこないかな。

赤ちゃんはミルクの匂い。
長い爪で引っ掻かないかな。

よく知らないからこそ不安は大きくて
夫に「正直気をつかう」とも告白した。

でも、息子が生まれてみたらなんてことなかった。

猫ちゃんから赤ちゃんに近づくことはまずない。
存在は認識していて、息子が泣き出すと逃げたりする。
息子の布団や毛布は決して踏まない。
遠くからじっと様子を眺めている。

ただ、わたしやお義母さんが息子にかまいきりだと
「おいらもかまって」とすり寄ってくる。
息子がおっぱい飲むたびに「おいらもエサ」とねだる。
パソコンしていると、キーボードに乗っかってくる。

甘えん坊なんだな。

猫ちゃんは、わたしがこの家に来るまで「一番」だった。
でも、突如息子がその座を奪った。
だから、わたしの席に彼が気持ちよさそうに寝ていたら
わたしは席を譲る。
外に出たいといったら、ドアを開ける。

息子がハイハイしだしたら、また状況は変わるかもしれない。
でも、今のところうまくいっている。

というか、わたしがそう思えるようになった。
自分次第。

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