2016年3月31日木曜日

母の遺伝子

手紙の整理をしていたら、
母の姉から送られてきた写真がでてきた。

海辺にいる母のお腹には、わたしがいるらしい。

そういえばわたしも、
お腹の中の息子と海に行った。

母が亡くなってから聞く、彼女のエピソード。
「わたしの母ちゃん」ではなくて「ひとりの女性」の歴史。

でも、着ている服の趣味とか、
ふくらはぎの太いのとか、
よく食べていたものとか、
ああ、親子だなと思う。

「母ちゃんはきれいだな」って子どもながらに思っていた。
わたしもさ、息子にそう思われたいなあ。


2016年3月30日水曜日

なかなか「粋」にはいかない

きのう窓拭きをした件。(>暮らしの中の「粋」

だまっておこうと思ってたのだけれど、
夜に夫がお義母さんにばらし、
磨き残しが見つかり、
そして、窓拭き講習会が始まってしまった。

磨いて、自分だけで満足して終わればよかったところを
なんだかしこりが残ってしまう。
みんなに全く悪気はないんだけれど。

■わたしの方法
アルカリ性の掃除用洗剤を使って水拭きし、
あとで乾拭き。
→洗剤がどうしても残ってしまう。

■教わった方法
洗剤を使わず、お湯拭きしてから乾拭き。
外側を磨いてから内側を磨く。
(内側からでないと汚れが見えない。外側の方が汚れている。)

夫はお掃除の仕事をしていたし、
お義母さんはこの家を守って数十年。
そう簡単には肩を並べられないってこと。

きっとここからなんだ。
お天気の日にそっとリベンジしよう。

夫いわく「ツマは頑張っているよ」だそうですが。

2016年3月29日火曜日

暮らしのなかの「粋」

春になって、窓の外を見るのが楽しくなった。
当然のことながら、
窓の汚れも気になるようになった。

年末の大掃除の半分くらいの気合で
家中の窓を磨いた。
大きな家だから、窓もたくさん。
じんわり汗をかく。

で、このことはお義母さんには秘密にしておく。
夫はブログを見るからバレてしまうけれど。

きのう、お義母さんの車を借りて出かけ、
帰りにガソリン満タンにして、何も言わずにいた夫に倣って。

気持ちいいなあ。

2016年3月27日日曜日

育児日記


育児日記をつけている。
日々の授乳とうんちの記録。
分析するのがおもしろい。

育児日記を見ながら「あのときはこうだった」と息子と振り返る日も
そう遠くないんだろうな。

わたしは記録するのが好き。
日記を小学1年から続けている。
日記には、その日のできごとや会話、最近は作ったごはんも。
夫の「去年の今頃何してたっけ?」にすぐ対応できる。
そういう時間を持ちたいから、書き続けるのかもしれない。

2016年3月26日土曜日

「ちゅるりんこ」と「ピ・ポ・パ」

夫とわたしの共通語。
_________________________
「ちゅるりんこ」

腕の中で寝てしまった息子を布団に寝かせること。
すべり落ちるように移動させることが多い。
または、布団に寝かせるために移動するときの効果音。

使用例;
①(夫に)「ちゅるりんこするから、ちょっとそこ空けて」
②(寝ている息子に)「お布団で寝ようね。ちゅ〜るりんこ〜」

_________________________
「ピ・ポ・パ」

息子を抱きながらするわたしの恒例ダンス。
足踏みと腰振りから成る。
台所と寝室でよく見られる。

足踏み「タンタ〜カタカタカ タンタンタン」
腰振り「ピ・ポ・パ(左右に)ピ・ポ・パ(前後に)」
 くりかえし

使用例;
①(息子に)「ピ・ポ・パする?」
②(お義母さんがわたしに)「庭でピ・ポ・パしてきたら」
_________________________
写真は、夕暮れの散歩道での風景。
貨物列車、踏み切り、線路。



2016年3月25日金曜日

親は勝手なもので

息子、夜に寝ないでおっぱいばっかり。
困った、困ったと思ったら、(「だらだら授乳ダメダメ」)
昨日は日中ずーっと寝ている。

朝9時におっぱい飲んで、午後3時まで寝っぱなし。
それからおっぱい飲んで、また2時間半熟睡。

ちゃんと息をしているか何度も確認してしまった。
夜に寝られなくなるかと思い、夕暮れの散歩。
(といっても、歩くのはわたしだけれど)

で、夜は2時間おきに授乳。

寝なくても心配、寝ても心配。

先が読めない。

先は読むものじゃなくて、
「今を見ろ」ってことなのかな。

2016年3月24日木曜日

だらだら授乳ダメダメ

風邪が治り、パワーアップした息子。
ジャンプしてとせがむ。
横にするとぐずる。
おっぱいをよく飲む。

おととい、夜の授乳が頻繁すぎて息子と一緒に「わあー」とわめいた。
泣かれても、こちらも眠くて仕方なくて。

授乳記録によると、こんな感じ。

  開始時刻 授乳時間 左−右(合計)
  ■■睡眠時間■■ おむつ替えは2分くらい

①20:10   8-15(23分) おむつ替え、息子入眠
■■1時間15分■■
②21:50   0-10(10分) 息子もわたしも本格的に入眠
■■1時間15分■■
③23:15  60- 0(60分)(途中意識がない)
■■40分■■
④00:55   0-10(10分)
■■1時間15分■■
⑤02:25  11- 8(23分) おむつ替え
■■1時間25分■■
⑥04:15   0-60(60分)(途中意識がない)
■■25分■■
⑦05:40  15- 0(15分) 
■■1時間5分■■
 07:00                      起床

夜だけで7回授乳して、まとまって寝た時間が1時間25分。
途中2回意識がなくなったときも、胸を出したまま座っている。
(寝ながらの授乳が不得意だから、いちいち上体を起こす)
当然のことながら、その日はぼーっとしていた。

反省から
⑴片胸の授乳で息子が眠りかけても、おむつ替えで起こす。
⑵わたしが寝落ちしない。

いつもはできていることなんだけれど、
調子が狂うとままならない。

わたし以上に、息子のほうが疲れるはず。
いつもは泣く前に察知してくれるのに、
なかなか動いてくれないから涙を流して訴える。
気持ちよくいっぱい飲んで、ぐっすり寝たいよね。

あくる日は、①20:40②11:00③2:40④6:20の4回。
3回になると随分ちがうけれど、まあ欲張らず。

2016年3月23日水曜日

気持ちよい同居生活のために

わたしが心がけていたことで、お義母さんや夫にも共通していたこと。

 言われたらすぐやる

 要らないものは買わない

 使わなくなったら手放す

 ためないで言う

要は、心も物も淀むことなく、風通しよくありたい。
こういう習慣はすぐに変えられることじゃない。
だからわたしは価値観が似ていて助かっている。

そうそう。
当たり前のように、この家にはこの家のルールがある。
例えば…

 洗濯物をテーブルの上に置かない
 ビニール袋は畳まないでしまう
 台拭きは一番汚いので、専用のたらいで洗う
 台拭きで流し台の水切りを拭かない
 ハンガーは数種類あり、使い分ける
 卵豆腐や納豆は小鉢に移して食べる
 椅子の上で正座はいいが、あぐらはダメ
 調味料の賞味期限には目をつぶっていい
 エプロンを使う
 ラップは二度使いしない
 ラップで直巻きせず、皿も使って冷蔵庫にしまう
 肉を切るときは牛乳パックを敷く
 朝はバナナ牛乳(わたしは飲まないけれど)

「どうして?」と聞くと、その人のこだわりが分かる。
大抵のことはそれを尊重する。
「へえ、そうなんだ」で片付けて、倣う。
お嫁さんだから、そこは譲らなくちゃ。
でも、「わたしの実家では◯◯でしたけどね」と加える。

同居のすべてが完璧ではない。
ここには書けていない悶々としたこともあるけれど、
お義母さんと夫といい関係を保てているのは強いな。

2016年3月22日火曜日

「いい子」って言わないで

お義母さんに意見したのはこれが初めてだったかもしれない。

「いい子」「悪い子」って言わないで。

秋の出産後、退院して間もない頃だったかな。
息子が泣くと「悪い子」、機嫌がいいと「いい子」と言われていた。
これがすごく気になって「いいも悪いもないんですよ」と言った。
強い口調じゃなかったけれど、でも、繰り返し。

義母 「泣いているときは何と言ったらいいの?」
わたし「元気だねとか、泣きたいんだねとか、肺を鍛えているんだねとか」
義母 「じゃあ、静かなときは?」
わたし「静かだねとか、静寂を楽しんでいるねとか」
義母 「うーん…(失笑)」

ありのままでいい。
評価はいらない。

お義母さんは言葉遣いを気にするようになった。
当初は「何十年も使ってきた言葉遣いは治らない」とか
「脳みそがおかしくなりそう」とか言ってたけれど、
全くそんなことなかった。
もう「いい子」って言わなくなった。

去年の話。

日本語教師の同僚が「いい学生」と言うと、どうも気に障っていた。
それって、学習者が自分の思うように動いてくれるということ。
自分がコントロールしている。自分が上に立っている。
立場は逆であるべきなのに。
「いい子」も同じ。

そのまんまの息子が受け入れられているのも、
わたしの想いが伝わってるのもうれしい。

ああ、そうか。

息子にとってママにも「いい」「悪い」ってなくて、
自分のまんまでいいんだろうね。
どこか頑張ろうとしてしまうけれどさ。

2016年3月21日月曜日

クレヨンしんちゃん!

息子の斜め後ろからのショット。
シルエットが、まるでクレヨンしんちゃん。

写実的なアニメだと思う。
息子もおしり出したりするんだろうな。

おとといから鼻ちょうちんを作っていた息子。
初めての風邪らしき症状。
よだれと鼻水でぐちょぐちょ。

やっと落ち着いてきた。
午後はちょっとお散歩行けるかな。
窓の外、いい天気だものね。

2016年3月19日土曜日

ベビーカーとベビーキャリア/スリングの違い

お義母さん、肩が弱いのでベビーカーがほしいと言う。
息子の反応が見たくて、昨日お友だちから試しに借りてきた。

昨日今日とベビーカーを使ってみて…

息子は視界が開けて、景色を見るのに忙しいらしい。
交差点で立ち止まって覗き見ると、キョロキョロしている。
そして、振動が心地よいのか寝る。
まんざらでもない。

物足りないくらいにわたしの体への負担はない。

でもね

息子とわたしの距離が遠い。
息子の顔が見えない。
息子の声が聞こえない。
いつもあったかい胸元がさびしい。

自分が息子に語りかける量が減るのにびっくりした。
きょう、息子と一緒に歩いているとき無言だった。
スリングやベビーキャリアのときは、常に話していたのに。
「緑がきれいだね」「わんわん来たね」
寝ていたっておかまいなしで。

ああ、今のわたし
散歩にベビーカー要らないな。
(お義母さん用に買うけれど)

庭仕事しているときや、外で腰かけるところがないとき、
ベビーカーは便利かもしれない。
もっともっと重くなったら、手放せなくなるのかもしれない。

でも、今はくっついていたい。

スリング、Mei Tai(中国の子守帯)、ベビーキャリアも
うまく使い分けしたい。



写真はMei Tai。フィンランドの友人にもらったもの。
おんぶもできるらしい。
只今練習中。

2016年3月18日金曜日

雑巾が与えるもの

きょうでなくてもいいからと、台所の床の水拭きを頼まれた。
毎日モップを掛けるけれど、汚れはついていく。

頼まれたら、すぐ開始。
これ、日々心がけていること。

雑巾を絞る。
磨いた分だけきれいになっていく。

不思議なもので、一箇所きれいになると
また別のところが気になりだす。
棚を拭く。
トイレの棚も。

暑くなってきて、一枚脱ぐ。

掃除をしているあいだ、
頼まずともお義母さんが息子の散歩に行ってくれた。
うまくできている。

空間がきれいになる。
散歩で息子うれしい。
お義母さんもわたしも運動になる。
感謝の気持ち芽生える。

息子は足を椅子や机にひっかけられるようになった。

2016年3月17日木曜日

自分は後回し

お嫁さんとママになってから、自分のことは後回し。
優先順位が変わる。
適応能力が磨かれていく。

春が突然来た。
お天気がとってもいいから、お友達を誘って散歩。
息子は青空を見上げてベンチで昼寝。

帰ってきたら、お義母さんが冬囲いを取っている。
庭仕事は丸一日かかりそうだから、お手伝い。
昼から夕方まで。

息子が泣くと授乳。
布団を干して取り込む。
おつかいを頼まれる。

息子の「おっぱい」「抱っこ」に
お義母さんの「あれして」「これして」。
1日があっという間に過ぎていく。

月末までにしなければいけないことがあるけれど、
なかなか手がつけられない。

自分が透明になっていく。
水とか空気とか、そういう感じ。

悪くない。
去年までのわたしにはない感覚。

2016年3月16日水曜日

寝返りした!

息子がね、息子がね、
さっき寝返りした。
くるんとなって、頭をもちあげた。

お義母さんと拍手。
ハイタッチ。


ママは泣きそうになったよ。

2016年3月15日火曜日

一歩おとなへ

週末に遠出した。

高速道路を走った。
お泊まりした。
ワンちゃんに触った。
お友だちに会った。
おしゃれなお店に入った。


たくさん冒険した。
息子もわたしも、こうやって成長していくんだ。

きのうは6ヶ月の誕生日。
おめでとう。

2016年3月11日金曜日

津波から5年

忘れたわけではないけれど、
だんだんいつのことかわからなくなってくる。
今と昔がごちゃごちゃに。

町ごと流され、両親と祖母が亡くなって5年が経つ。
早いな。

朝の番組で、リポーターがわたしの町から中継していた。
お義母さんに教えた。
「あのガソリンスタンドの近くが我が家です」
お義母さんは息子に教えていた。
「あれがお母さんの生まれたところ」
息子は、テレビではなくお義母さんを見つめてた。


津波がすべてをさらっていった。
処理に翻弄され、感情を隠して、やっと呼吸していた。
毎月岩手に帰っていた。

自分よりも苦しい人、悲しんでいる人はいる。
東京にいた自分は、被災者と名乗っていいのだろうか。
人に囲まれていても、違う世界にいるみたいだった。
肌はボロボロだった。
よく授業していたと思う。

生かされているから生きなければ。
自分を大切にしようと思えるのに1年。

人に心の中まで話せるようになるのに3年。

「わたしはさびしい」と気付くのに4年。
そう、そんなにかかった。

そうしたら、大きな変化が起きた。
友人と付き合うことになり、結婚することになり、息子が生まれた。
新潟にいる。
今、しあわせいっぱい。

息子、父ちゃん母ちゃんに抱っこしてもらいたかったな。
それだけ心残り。
でも、いつも見守ってくれているものね。

ありがとうね。
今までも、これからも。

2016年3月10日木曜日

男のあそび

夜寝る前、夫と息子はひとしきり遊びまくる。
最近の流行り「タイタニックポーズ」。

昨夜は夫からわたしに写真を撮るよう指示。
動きが早いから、なかなか上手に撮れない。

息子よ、
いつか愛する人と航海に出てしまうのかい。
ママは今のうちに
いっぱいギューしてチュッチュしておくよ。


2016年3月9日水曜日

わたしの貧血=息子の成長期

きのうからちょっとふらつく。
きっと息子におっぱい吸われすぎ。

しっかり食べようと思って、昼ごはんに1.5合のごはんを一人で平らげる。
お義母さんに驚かれる。
わたしの食欲、見当がつかないらしい。

わたしの山盛りのごはん、お義姉さんには
「ごはん茶碗とのバランスが美しくない」と言われる。

食べても食べても、わたしの体重は緩やかに減る。
息子はぷにぷにしてきた。
どんどん重くなっていく。
脚力もついて、声も大きくなって。

ああ、ママはがんばるよ。

新生児のころ、あんなに小さかったのにね。



2016年3月8日火曜日

お義母さんのペース、お義母さんの好み

「段取り」が好きなお義母さん。
お義母さんの中にある段取りに寄り添う。

急遽朝から出かけることになった。
息子のものを買いにおしゃれなお店へ。
近くにもこんなところがあったんだ。

わたしをそのお店に連れて来たかったんだろうな。
いつも家にいるから。

わたしは極端に物を買わない人だけれど、
お義母さんが選んでくれたのを買った。
使えるかどうかわからなかったけれど、
せっかく連れて来てもらったから。

勧めてくれたら一回試してみる。
自分も相手も心地よくいるために。

気付けば、お義母さんが買ってくれたものばかり。
チャイルドシート、ベビーチェア、きょうの服も。

自分が物にそれほど執着しない人でよかった。
ありがとうが言える人でよかった。

きょうもしっかりお嫁さん。

写真はうさぎ。
お義母さんから息子へのクリスマスプレゼント。

2016年3月7日月曜日

新潟の海に行ってみた

ドライブして新潟の海へ。
5月の陽気で、駐車場は車でいっぱい。
でも、騒々しくなくて穏やか。

一寸法師みたいなスポーツをしているおじさま。


棒きれみたいな貝を拾うおじいちゃん。
食べられるらしい。




魚をむさぼる一羽の鳥。


釣りをする親子。
手をつないでいるカップル。
そして、息子を抱いてポーズを決める夫。


新潟の海は日本海。
生まれ育った岩手の三陸海岸とは違う。
砂浜、海の色、磯の匂いも。
でも、つながっている。

2016年3月6日日曜日

「ちょっと奥さん!」

近所のスーパーまで買い物に行く途中、署名活動を行っている人たち。
ごくろうさまと思っていたら、声をかけられた。

「ちょっと、奥さん!」

びっくりした。
「ママ」「お母さん」「妻」には慣れていたけれど
第三者からは「奥さん」に見えるんだ。

30代半ば、息子を連れての買い出し。

そうだよなあ。

写真は、先日買ったマラコイデス。
近所の農林高校の生徒さんたちが家庭訪問して売りに来た。
お花の説明を聞いて、オススメの子をもらうことにした。
彼女たちにも、わたしは「奥さん」なんだろうな。


「おばちゃん」と呼ばれる覚悟もしておかないと。

2016年3月5日土曜日

甘える訓練

親に対しても甘えるのが下手で、
甘え方を知らなかった。
長女だし。

今甘える訓練をしている。


妊娠中「かばんを持って」が夫に言えるようになった。
職業柄いつもかばんが重かったから。
それまで人に頼んだことなんてなかった。

授乳中「あれ取って」が夫に言えるようになった。
20-30分動けないから。

「息子おねがいします」をお義母さんに言えるようになった。
夕方(「相棒」の再放送)は、公式な息子とお義母さんの時間。
わたしはお弁当や夕飯の準備したり、
洗濯たたんだり、一緒にこたつでお茶を飲む。
少しずつ日中も任せられるようになってきた。

はじめは抵抗があった。
でも、息子のおかげで、できるようになっていく。
感謝。

当面の目標は、車での送り迎えを遠慮なく頼むこと。
わたしはペーパードライバーで運転ができないし、
ひどい方向音痴だし、
自分の時間を遮られるのも好きじゃない。

だから「運転を頼まれたらだれでも苦痛」と思っていた。
でも「他の人はそうとも限らないんだよ」と夫に言われた。
たしかに。

頼まれてうれしいこともある。
自分が苦手なことをあえてお願いする訓練。
甘えるのは、ときに自分でするのよりもエネルギーがいる。
でも、「ありがとう」「どういたしまして」のコミュニケーション、
これ、生活の潤滑油だなって思う。

少しずつ自分がやわらかくなっていくよ。

2016年3月4日金曜日

地産地消っていいね

きょうも朝市に行ってきた。
てくてく、てくてく。

「あらぁ、赤ちゃん!」とおばあちゃんたちに声をかけられる。
「ぬいぐるみかと思った」とも。

地元で採れた立派な椎茸が目をひいた。
焼いて食べよう。

白菜は重たいから我慢して、菜っ葉とほうれん草を購入。
あのおばあちゃんが作ったんだ。
葉っぱがぴんぴんで、まだ生きている。

きのうお義母さんがもらってきた大根も、瑞々しかった。

食べ物のエネルギーはちゃんと伝わる。
食いしん坊、うれしい。

そうそう、庭の梅のつぼみもほころんできた。
春!

2016年3月3日木曜日

授乳中の視線の先

ある記事での問いかけ。
〜授乳中に赤ちゃんはママを何十回も見ているけれど、
 ママはスマホに夢中になっていませんか〜

わたしはガラケーだし、電源すら入っていないことが多い。
こちらは息子を見ているつもりだけれど、
はて息子はわたしを見ているのか。

授乳中、息子の視線を追いかけてみた。

ある授乳では、数回目があった。
 夫が帰ってきた気配がしたとき(シャッターを下ろす音に反応)
 わたしがわざとらしく覗き込んだとき(「ん?」と言われた)
 飲み終わるとき(得意げな顔で)

また別の授乳でも、数回目があった。
 飲み始めるとき
 途中(ちゃんと見ているかな、と確認するように)

でも、ほとんどの授乳でわたしと視線が合わない。
特に、お腹が空いているとき。
目を閉じてひたすら吸い付くか、胸を直視。
確かに、わたしも食事中作った人の顔を見ないで
食卓の上のご飯を見るけれど。

そんなものなのか。
数えなければよかったとちょっと思ったり。

ただ、たまにわたしの目を見るときは
じーっと覗き見るようにしている。
目があうとうれしそう(に見える)。
たまらない。
だから見てしまう。

君がママを見るよりも、ママは君を見ているよ。

2016年3月2日水曜日

嫉妬

数日前から息子にお気に入りができた。
アンパンマン。

見つめてキャッキャと話しかけていたかと思えば、パンチ連打。
ほっぺたにチュッチュして、腕をつかんで寝る。
ちょっとママは嫉妬する。

丸い顔とボディ、色、温和な顔に惹きつけられてしまう。
アニメを見せているわけでもない。
あんぱんを食べたこともないのに。
アンパンマンってすごいと思う。

「何が君のしあわせ?」
わたしも息子に聞いてみよ。

2016年3月1日火曜日

叶いはじめる

新潟に来てからできたお友だち、うちに集まった。
ママ3人、0歳児の赤ちゃん3人での時間。

畳の部屋に布団を敷いて、クッションがあって、
それぞれのペースでオムツを替えたり、おっぱいあげる。
日々のちょっとしたことを音に変えて放つ。

ただそれだけ。

でも、いい時間だったな。
赤ちゃんたちもゆったりしていて、彼らなりの交流をしていた。
来てくれたお友だちから感謝のメールが届いた。

月1回くらいのペースでこんな場を持てたらいいな。
外でピクニックでもいいな。
いつもの空間や時の流れがちがって感じられる。

新潟でやってみたいこと、叶い始めた。
一歩目が無理なくすんなりできた。

2/29の帳尻合わせの日、わたしも整った。


ルールは自分でつくる

毎日ブログを更新しようと思ったけれど、やめた。

おそらく一番更新を楽しみにしている夫、仕事が休み。
それならパソコンに向かわないで、夫や息子の顔を見たほうがいい。

だから、こうした。
「ブログは毎日更新しなくていい」

きっと他にも自分で勝手につくったルールがいっぱいある。

メールはすぐに返信する、とか
毎日掃除機かける、とか
押入れの中は整理されていなければいけない、とか。

どんどん変えていい。
破るんじゃなくて、改定していく。
自分の気持ちに耳を傾けて。
変えたらきっと気持ちがよくなる。

「ルールは柔軟なものだ」と夫が言う。
そうなんだ。