2016年3月31日木曜日

母の遺伝子

手紙の整理をしていたら、
母の姉から送られてきた写真がでてきた。

海辺にいる母のお腹には、わたしがいるらしい。

そういえばわたしも、
お腹の中の息子と海に行った。

母が亡くなってから聞く、彼女のエピソード。
「わたしの母ちゃん」ではなくて「ひとりの女性」の歴史。

でも、着ている服の趣味とか、
ふくらはぎの太いのとか、
よく食べていたものとか、
ああ、親子だなと思う。

「母ちゃんはきれいだな」って子どもながらに思っていた。
わたしもさ、息子にそう思われたいなあ。


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