2016年8月7日日曜日

お嫁さん1周年

1年前の8月6日に新潟に引っ越してきた。
妊娠34週、お腹はすいかくらいにパンパンだった。

あれから1年。

一昨日は、お義母さんと息子を後部座席に乗せて
隣町の子育て支援センターまでドライブ。
10ヶ月の息子、プール遊びをお友達と楽しんだ。

筋金入りのペーパードライバーだったわたしが
童謡を歌いながら人様を乗せて運転している。
道の脇には緑の田んぼが広がり、夏の雲が上に伸びる。

「お義母さん、きれいですね」と言ったら、
「そうだろ。秋はまた黄色くなってきれいだよ」と。

夫は仕事が忙しくて、残業と休日出勤が続く。
何が食べたいだろうとご飯を作る。
疲れてきても、息子に迎えられるとひとしきり遊ぶ。

息子はきっとわかっている。
自分が楽しんでいるふりして、わたしたちを癒している。

日曜日。
朝からお義母さんは朝ごはんを準備して、庭の草取り。
わたしは夫を見送って、息子おんぶして洗濯物干して、掃除して、
食器洗って、授乳して、息子寝かしつけたところ。
起きたら散歩に行って、庭先でプールで遊んで、
昼ごはん食べて、昼寝させて、
また散歩に行って、洗濯取りこんで、夕ごはん。

日々のくりかえしは淡々と。
でも、できる限り心を込めて。


お義母さんにタオルで捩りはちまきしてもらった息子。
写真を撮っていたら、夫の同じような写真もあるって教えてくれた。

息子は、夫が使っていた子ども用の椅子で食事をしている。
家も椅子も、わたしたちの成長を見守ってくれている。

お嫁さん1年生。
悩むこともある。
大変なこともある。
でも、うれしいこともたくさんある。
こうやって家族になっていく。

2016年6月21日火曜日

町民運動会

またまた教材用に描いた運動会のイラスト。


絵を見せたら、母に「(私たちの)町民運動会のまんまだね」と言われたっけ。
そのコメントがうれしかった。

先週、故郷にいる伯母に息子の写真を送った。
新潟の笹団子も一緒に。

もう1年半も里帰りをしていない。
町はどうなっているのかな。ずいぶん変わってしまっただろうな。
記憶の中の故郷は鮮明なまま。

家族でこたつなお正月

ファイルの整理をしていたら、絵が出てきた。

もう7、8年くらい前かな。
日本語教材でお正月の絵が必要になって、描いた。
「上座におじいさんが座っていない」というダメ出しが入ったっけ。

結婚する前のわたし、こういうのに憧れていたみたい。
家族みんなでこたつを囲む。
猫もいる。
田舎の日本家屋。
お茶を入れるお母さんはしあわせそうだ。
絵の中のお父さんが夫に似ていて、それも思慮深い。

もう今年も半分終わりそう。
わたしはどんなお正月を迎えるんだろう。

2016年6月9日木曜日

前回の投稿からの変化

すっかりブログとご無沙汰。
というのも、大きな変化があったから。

夫が大きな怪我をした。
1週間会社を休んだ。
大きな傷が残るかと思ったけれど、大分回復した。
生命力の強さを感じた。

でね、今与えられている時間を大切にしようと思った。
朝は笑顔で見送り、夕方も笑顔で出迎える。
いつ何が起きるかわからないから。

そして、わたしは仕事を再開した。
まだ週1回だけど、電車に乗って出勤する。
5時間家を空けるのは勇気が要った。

お義母さんを前よりもずっと信頼するようになった。
細かくつけていた授乳とおむつ替えの記録を止めた。
わたしは全部把握する必要はないと思ったから。
ずいぶん楽になった。

息子は身の回りの変化を敏感に察知していた。
不安定になると、授乳が増えた。
でも、柔軟にいろいろなことに対応できるようになってきた。

ころころ寝返りしながら動くし、匍匐前進もする。
猫ちゃんを撫でる。
フランス語みたいなのでおしゃべりする。

相変わらず愛おしい。

ブログは無理せず更新していけたらいいな。

2016年5月21日土曜日

健康第一

きのう、からだの調子を崩した。
夜中の授乳のときから目眩、原因はなんだろう。
数日前にもあった。
夜は下痢。

ホルモンバランスが変化しているからか、
水分不足か、睡眠の質が悪いからか。

夫やお義母さんに家事をしてもらう。ありがとう。
日課のお散歩はお休み。息子、すまん。
ゆっくりすごした。

今まで病気をせずにやってきた。
風邪もめったに引かなかった。
だから、思うようでないと困惑するよ。

まずはママは元気でないといけない。
健康なことがなんとありがたいことか。

きょうは回復。
お祭りの行列行ってきます。


2016年5月14日土曜日

嫉妬のきもち

息子をお義母さんに預けて美容院に行った。
美容師さんに聞かれた。
「お義母さんにみてもらって、息子取られちゃう気がしませんか」だと。
わたし、それはない。

お義母さんに時々夫のお弁当を詰めてもらう。
このあいだ「ありがとう」を伝えたら
「姑が息子の弁当作るのを嫌がる嫁さんも多いだろうけど」と返ってきた。
わたし、それはない。

息子にも夫にも自分が愛されているのを知っている。
だからかな。
嫉妬していない。
そう、お義母さんにも愛されているし。

よかったね、と夫に言った。
よかったよ、と夫が言った。

2016年5月13日金曜日

この気持ちは恋だ

今月下旬からお仕事を再開することに。
とりあえずは週に1回だけれど、
5時間も息子と離れ離れになるのは一大事。

息子はあしたで生後8ヶ月。
離乳食は1日2回。
授乳は未だに2、3時間おき。夜も。

今日はお義母さんとの予行演習。

お義母さんには、わたしが搾乳しておいた母乳を息子に飲ませて
ごはんを食べさせる使命がある。
母乳をコップで飲ませたり、おんぶしたりと
少しずつ練習はしてもらっていたけれど、
ここまでまとまった時間は初めて。

わたし、美容院に行くも、シャンプー台では息子の顔が浮かんでくる。
いつもの美容師さんにそのことを話しながら、うるうるしてくる。
息子に会いたい、息子に会いたい。
ただそれだけ。

美容院を出てからお昼ごはんを外で食べたけれど
一人で食べてもおいしくない。
おっぱいが張って仕方がなくなる。

静かに帰宅して、息子に気づかれないようにお義母さんと目配せ。
裏口から家に入って、息を殺している。

寝てしまった息子。
お義母さんにいなかったときの息子の様子を聞く。
変化に気付きながらも、平穏に過ごしていたらしい。
コップで上手におっぱい飲んだって。
さつまいもは2口だけだったって。

聞いていて涙が出そうになる。
わたしの方が息子離れできないな。

起こしてしまおうかと思ったら、起きてくれた。
必死におっぱいを飲み、勢いよすぎたせいかほとんど吐き出す。
ふたりで着替える。
おんぶしてぴったりしている。
愛おしい。

10代のころの甘酸っぱい気持ちを思い出したよ。
「ママだいすき」とか言われた日には、
ほんとにどうしようか。


2016年5月9日月曜日

空気パンツ

パンツがずり落ちてくるようになったので、バイバイした。
それで、「空気パンツ」を履き始めた。
腰が紐タイプのビキニのような形状で、麻。
鼠径部を全く締め付けない。

履いた日から変化が見えた。
おもしろいほどトイレが近くなり、お通じもよく出る。
すごいや、空気パンツ。

夫が「空気パンツの歌」を歌っている。

男性には恥ずかしい形状かもしれないけれど
この感動はいつか味わってもらいたい。
だれかに勧めて履いてもらって、感想を聞きたい。

手洗いするから、愛情もわく。
ちょっと高いなと思ったけれど、買ってよかった。

気持ちのいいものを身につけるって大事。
________________________
「空気パンツ」 作詞 夫
(「鬼のパンツ」のアレンジ)

妻のパンツは 空気パンツ
スカスカ〜 スカスカ〜
履いているかどうか わからない
スカスカ〜 スカスカ〜
一度履いたら やめられない
スカスカ〜 スカスカ〜
履こう 履こう 空気パンツ
履こう 履こう 空気パンツ
あなたも あなたも あなたも あなたも
みんなで履こう 空気パンツ
________________________
(↓写真、空気パンツのサイトより)


2016年5月7日土曜日

わたしたちの大型連休

夫の連休5月1日から5日まで。
のんびりできた。

お義母さんも一緒に十日町にある「絵本と木の実の美術館」に行った。
廃校になった小学校、カラフルな生き物たちでにぎやかだった。
学校は息づいていた。

近所にできた「庭園の郷保内」や「そら野テラス」へも。
地域の方が集える場所、家族で行きやすいところが新潟にも増えている。

夫と感性や価値観が似ていることをうれしく思った。
自分たちが惹き寄せられるものの傾向、よくわかる。
人のつながり、モノの循環、遊びごころ。

息子よ、いっぱい刺激を受けたね。
世の中のいろんなもの、これからも一緒にみていこうね。


2016年4月30日土曜日

バシャバシャできた

世間様は連休だけど、夫はきょうも仕事。
お義母さんはお友達とおでかけ。
息子と2人きりで過ごす日。

早起きのせいか、今は朝寝中。
起きたら出かけよう。晴れたし。

おととい夫が体調不良。
お義母さんも仕事。
わたしは慌ただしく動いていた。疲れた。

きのうはお義母さんが家にいてくれて
夫も体調回復。

やっぱり息子はわかるんだね。
きのうはご機嫌だった。

昨夜夫と息子と3人でお風呂に入っていて
夫がバシャバシャとしぶきをあげて見せたら
息子もすぐに真似をしていた。
びっくりした。こんなこともできるんだ。

「やってみたい」という感情がある。
「できてうれしい」という感情も。すごいなあ。

夜の授乳も相変わらずの2、3時間おき。
育児日記を見たら、生まれたころと回数はたいして変わらない。
時計のようにちゃんと起きて、おっぱいをせがむ。
これもまた、すごいことだよなあ。

2016年4月28日木曜日

最近の息子の変化、備忘録

なかなかこちらに書けていない。

夫の3連休、息子はたくさん刺激を受けた。
みんなで外で歌を歌った。
公園でご飯を食べた。
河川敷の鯉のぼりを見た。
味噌工場に行った。
気に入ったおもちゃを手に入れた。

連休後はぐっすり寝て、パワーアップ。
声が大きくなったし、寝返りが頻繁になった。
自分で戻れないし進めないから、よく泣いて訴える。
おっぱいもたくさん飲んでいる。

この1週間、1ヶ月違いのお友達と毎日遊んだ。
息子にはとてもよかったと思う。
並んだ二人は、通い合っていた。

畳、布団カバー、ジーンズなどをこすって音を出して遊ぶ。
わたしの真似をする。
猫ちゃんとの距離を縮めている。

きのうは服を着た状態で7.9kg。
7ヶ月3週目突入。

ごはんを食べ始めて1ヶ月。2回食。
食べたのは20品目。
よく食べるのはさつまいも、りんご。
自分でスプーンを使う。
はじめはお通じが安定しなかったけれど、
最近は毎日一回うんちする。

どんどん服も小さくなっていく。
とまらない成長。
ついていかなくちゃ。

2016年4月22日金曜日

息子の第六感

ここ数日ブログをお休みしてわかったこと。
パソコンを開いてブログを更新するのは
エネルギーが結構いる。

でも、寝る前に書く日記は、
どんなに疲れていても不安定でも続けられる。

元気なときほどブログは長くなり、
元気じゃないときほど日記が長くなる。

息子はわたしの気が散っているとすぐに察する。
ブログのことや家事のことを考えながらふと息子に視線を配ると、
こちらをじーっと見ている。
一人遊びしているようでも、第六感ははたらいているのね。

昨日、ママ達の集まる会に参加してきた。
職場復帰したママの話を聞いて、想像した。
今の自分は息子とは離れられないなと思った。

毎日散歩をたっぷりして、
ほしがるだけ授乳して、
おむつかえて1日が過ぎていく。
もう7ヶ月も経ってしまった。
ぜいたくな時間を過ごさせてもらっているんだ。

2016年4月21日木曜日

今を大切にしよう

しばらく投稿できなかった。
パソコンに向かえなかった。

息子が甘えん坊、怒りん坊で離れられなかったから。
夜の授乳と早起きで寝不足だったから。
時間を見つけて投稿するのは、なかなか気力がいる。

熊本の地震のことでざわざわしていた。

自分がしてもらってうれしかったのは、
一緒にごはんを食べてくれたこと、会ってくれたこと。

今の自分には何ができるのかなと考えたけれど、
周りにいる人たちを大切にすること、自分の命を全うすること
そのくらいしか浮かばない。
あとは、募金箱を見たら想いを寄せて小銭を入れること。

夫とは避難場所を決めた。
何があっても生きよう、わたしは息子を守ると約束した。

息子をお義母さんにお願いして庭の草取りをした。
ただ手を動かす時間も貴重。
運転の練習もがんばっている。

日々を大切にしたいと思う。

息子はきっとわたしのことをよくわかっているんだろうな。


2016年4月15日金曜日

寄り添う

昨夜の夕食の時間、泣いた。
「トモコさんもわたしのこどもなんだから」
お義母さんに2回も言われたから。
ありがたくて、うれしくて、涙がたくさん出てきた。
涙が止まってから、ごはんをおかわりした。
夫とお義母さんに笑われた。
泣くのはエネルギーが要る。

自動車学校のペーパードライバー講習、2回目行ってきた。
前回よりもスムーズにコースを回れるようになった。
ウィンカーも出せた。
車と仲良くなってきたようで、怖さが抜けてきた。

今朝のニュースで、熊本の地震のことを知った。
そわそわした。
早く揺れがおさまるといい。
みんなの不安がなくなってほしい。

気持ちや身体、人工物、自然、
しなやかに寄り添い合えたらと思う。

2016年4月14日木曜日

はなすこと

伝えたくて、でも伝えられなかったことをお義母さんに伝えた。
タイミングを見計らって、
昨夜夫から。
今朝わたしから。

お義母さんの口から矢継ぎ早に出てくることば、
本音ではないのだろうな。
平気なようだけれど、そうじゃないよな。
声の響きや仕草でわかる。

どうなっていくかわからないけれど、
まずは声に出してよかった。

「思っていることを話していい」というのは大きな安心につながる。
信頼がないとできない。
この関係性を大切にしたい。
特に、身近な人との関わりの中では。

思いをどんどん自分からはなす(離す、話す、放す)訓練中。
わたし以上に殻の固い周りの人たちも。


2016年4月13日水曜日

17年ぶりの挑戦

年季の入ったゴールドのペーパードライバー。
いよいよ、ちゃんと使ってあげようと腰をあげた。
息子を預けて、自動車学校へ。

50分の講習で、外回りと内回りをして終了。
スピードを20km出す、これがなんと怖いことか。
同じ道路でも、外回りと内回りでは勝手が違う。
汗いっぱいかいた。

17年前のわたし、よく免許を取ったと思う。
あと何回くらい通ったほうがいいか聞いたら
「この調子だと5〜10回で路上かな」とのこと。
いやあ、先は長いな。

教習所の先生、さすがプロ。
わたしの思考回路を理解している。

何度もくりかえす。
いろいろな表現で伝える。
客観的な評価を毎度する。
クイズを出したり冗談を言ったり、遊び心がある。

指導の仕方というのも勉強になる。

週末夫に練習に付き合ってもらおう。

見た方向に車は進むらしい。
人生も同じだろうな。
見た夢は叶う。

2016年4月12日火曜日

「ちょっと待って」の使い方

今朝の台所での一幕。

わたしはお皿を洗う。
お義母さんは洗濯物を干す。
息子はお義母さんの横のベビーラックに座っている。
息子、お義母さんに抱っこをせがむ。

義母「洗濯物あと5つだからね。」
息子 泣く
義母「お母さんもがんばっているからね。」
息子 泣く
義母「ほら、終わった。よーく我慢したね!」
お義母さん、笑顔で息子を抱っこする。
息子満足そう。

わたし、なんだか腑に落ちない感情が湧く。

どうやら「我慢したね」って言葉に反応したみたい。
大人の都合で、待たせている。
我慢させる状況を好まないのは前提。
その上で、我慢の程度を評価するのはおかしいよな。

「よく我慢した」ではなくて
「待ってくれてありがとう」
「わたしも抱っこしたかったよ」がよかったんだよな。

もっとも、息子が泣いた時点で
わたしが手を止めて抱っこすればよかった。

自分のことを振り返ると
わたしは「ちょっと待って」と1日に何回か言っている。
「ちょっと」のはずが熱中してしまったりする。
その度に、いかんいかんと反省する。

息子にとって「ちょっと待って」が
「しばらく構ってもらえない」「ママには余裕がない」になったら怖い。

「あと3分で終わるよ」みたいに具体的に伝えるようにしたい。
声に出して、自分にもその約束を言い聞かせて。

お義母さんは、そのへんが上手。
今朝の「洗濯物5つ」のように。
(そのあとに「靴下3つ」が追加で出てきたりするけれど)

責任を持ってことばを口にしたい。

とにもかくにも、息子よ。
いつも待ってくれてありがとう。
大人に合わせてくれてありがとう。

きのう雪が降ったけれど、河原の桜はまだ残っていた。
息子、ベンチで寝た。
気持ちよかったね。

2016年4月11日月曜日

選択すること

息子はかわいい。
夫は夜7時半には帰宅する。
飲み会に行くことも滅多にない。
浪費グセもない。
お義母さんとうまくやれている。
お義母さんのごはんはおいしい。

「わたしは恵まれているね」と夫に話したら、否定された。
恵まれている恵まれていないじゃなくて「選択の積み重ね」らしい。

価値観が似ている人を選んで結婚した。
気になることがあれば、教育することもできる。
離婚もできる。
今の自分の生活は、自分が選んできた結果。

そういう考え方、なるほどと思った。
たまに夫は名言を吐く。

「自分は恵まれているんだから」と引け目に感じることもない。
しあわせを素直に受け止めればいい。

だから、逆も然り。
思うようにいかないことは、自分が望むように変えていけばいい。
現状維持が最善ではない。
そうなんだよな。

ひとつ悩んでいることがある。
自分はどうしたいのかな。
天秤にかけたり、妄想したり。
いいタイミングでいい選択ができるといいな。

2016年4月10日日曜日

2016年4月8日金曜日

嫁と妻と母の役割を兼ねる

気がつくと、歯ブラシが取り替えられている。
これ、いつの間にか夫の役割になった。
歯ブラシに無頓着で、やたらブラシがひらくわたしのために。

きのう新しくなっていた。

わたしが夕方にすること、多い。
夫とお義母さんが帰ってくる前は慌ただしい。

洗濯物取り込んでたたんで
猫ちゃんにエサあげて
お風呂にお湯をはって
着替えを脱衣所に持っていき
家のカーテンを閉め
寝室のお布団を敷き
夕飯の支度をする。
(あれ、書いてみると少ないな)

「おかず3品」「洗米したら30分置く」「ご飯が炊けたらすぐ混ぜる」
家ルールには従う。
でも、二人が帰ってくる時間はいつも違う。
息子がわたしを求める時間も違う。
猫ちゃんは何度もエサくれとせがむ。
当たり前のこと。

シャッターの音がしたら、「おかえりなさい」を言いに行きたい。
みんながそろったら、食卓にごはんがそろっているようにしたい。

でも、

夕焼けがきれいだったら、手を止めて息子とお庭に出たい。
息子が泣いたら、すぐに抱っこしてあげたい。
カーテン閉めるのも、歌いながらがいい。

「嫁・妻をきちんと」と「息子と楽しく」の両立。

昨晩、帰宅した夫が夕飯を待ちわびて
「お腹すいたよう」と漏らした。
「今がんばっているから…」と静かに返した。
わたしの余裕のなさが伝わった。
ごめんね。

完璧じゃなくていい。
優先すべきは息子。
わかっているんだけど。

きょうはちょっと穏やかに。

昼から夕飯の仕込みした。
息子よ、これから3度目のお散歩に行こうか。

2016年4月6日水曜日

幼き自分

30年以上前の一枚。母の実家にて。

ズボンに縫われた「ともこ」は母の字。
お祭りで買ってもらった水風船とカチューシャ。
母に切ってもらう前髪は微妙な直線。
半開きの口元、今と変わらない。

この時の記憶はないけれど、
愛されていたことはよくわかる。
今の息子の写真たちも、わたしたちの愛情の証になるのかな。


2016年4月5日火曜日

春の日のぜいたく

「春」の字は、「三」「人」「日」と書く。

親子3人でお揃いのジーンズ。
裸足で河原にいる。
これ、「春」。

先日友だち一家とピクニックをした。
天気がよかった。
おむすび頬張って、寝っ転がったり、走ったり。

なんてぜいたくな時間なんだろう。
時がゆっくり進めばいいのにって思った。



2016年4月2日土曜日

まん丸く太って!

散歩や買い物に行くと、かなりの確率で声をかけられる。

おばあちゃんやおばさんの場合、2つのパターン。
【パターン①】
「いやあ、まん丸く太って!」
  ↓
「母乳?」「やっぱりね、母乳はいいもんだよ」

【パターン②】
「何ヶ月?」
  ↓
「うちの孫もこのくらいなの」(そこからお孫さんの話)

※どちらのパターンも別れ際は「大変だけど、がんばってね」

おじいちゃんの場合、たいていこのパターン。
【パターン③】
「風邪引かせんなよ」(そこまで寒くない日であっても)

【例外】
「犬かと思った」(もこもこした服を着ていたとき)


「まるまる太っている」「母乳」「風邪引かせるな」
どれも気になる人には気になる言葉だと思う。
自分が母乳育児でなかったら、ストレスが溜まるだろうな。
勝手にしてくださいって思うだろうな。

でも、言っている人に悪気はなくて「元気に育ってね」ということ。
だから、声をかけてくれた人にはいつでも感謝なのだよな。

そうそう。
「かわいいね」「愛想がいいね」と言われたら
息子に「かわいいって言われたね。うれしいね!」とくり返し伝える。
「そんなことないです」とは決して言わない。
だって、否定する気持ちがわたしに全くないから。

素直に受け入れる。
そうやって、わたしも息子もことばを浴びて育つ。


2016年4月1日金曜日

ちょっと「粋」になれた

ひっそりと粋に窓拭きをしようとして失敗した先日。
(>なかなか「粋」にはいかない
それからちょっとずつ試みている。

台所のゴミ箱を洗ったり
ガスレンジを磨いたり
トイレの壁を拭いたり
庭の草とりをしたり。

お義母さんに見つかることもあるし、
そうでないこともある。

お義母さんはお義母さんで、
ふきんを新調したり、
廊下に新しい花を生けたりしている。

自分のためだけだったら腰が重いことも
家族のことを思うとすんなりできる。
家族って自分よりもうんと大きい。

小さな積み重ねが、暮らしを豊かにしていくのだろうな。
きれいになっていくし、気持ちがいい。
息子も夫もうれしいはず。
息子はご機嫌、夫は仕事をがんばれる。

4月1日。新年度スタート。
お嫁さん兼主婦なりに、気持ち新たに。

2016年3月31日木曜日

母の遺伝子

手紙の整理をしていたら、
母の姉から送られてきた写真がでてきた。

海辺にいる母のお腹には、わたしがいるらしい。

そういえばわたしも、
お腹の中の息子と海に行った。

母が亡くなってから聞く、彼女のエピソード。
「わたしの母ちゃん」ではなくて「ひとりの女性」の歴史。

でも、着ている服の趣味とか、
ふくらはぎの太いのとか、
よく食べていたものとか、
ああ、親子だなと思う。

「母ちゃんはきれいだな」って子どもながらに思っていた。
わたしもさ、息子にそう思われたいなあ。


2016年3月30日水曜日

なかなか「粋」にはいかない

きのう窓拭きをした件。(>暮らしの中の「粋」

だまっておこうと思ってたのだけれど、
夜に夫がお義母さんにばらし、
磨き残しが見つかり、
そして、窓拭き講習会が始まってしまった。

磨いて、自分だけで満足して終わればよかったところを
なんだかしこりが残ってしまう。
みんなに全く悪気はないんだけれど。

■わたしの方法
アルカリ性の掃除用洗剤を使って水拭きし、
あとで乾拭き。
→洗剤がどうしても残ってしまう。

■教わった方法
洗剤を使わず、お湯拭きしてから乾拭き。
外側を磨いてから内側を磨く。
(内側からでないと汚れが見えない。外側の方が汚れている。)

夫はお掃除の仕事をしていたし、
お義母さんはこの家を守って数十年。
そう簡単には肩を並べられないってこと。

きっとここからなんだ。
お天気の日にそっとリベンジしよう。

夫いわく「ツマは頑張っているよ」だそうですが。

2016年3月29日火曜日

暮らしのなかの「粋」

春になって、窓の外を見るのが楽しくなった。
当然のことながら、
窓の汚れも気になるようになった。

年末の大掃除の半分くらいの気合で
家中の窓を磨いた。
大きな家だから、窓もたくさん。
じんわり汗をかく。

で、このことはお義母さんには秘密にしておく。
夫はブログを見るからバレてしまうけれど。

きのう、お義母さんの車を借りて出かけ、
帰りにガソリン満タンにして、何も言わずにいた夫に倣って。

気持ちいいなあ。

2016年3月27日日曜日

育児日記


育児日記をつけている。
日々の授乳とうんちの記録。
分析するのがおもしろい。

育児日記を見ながら「あのときはこうだった」と息子と振り返る日も
そう遠くないんだろうな。

わたしは記録するのが好き。
日記を小学1年から続けている。
日記には、その日のできごとや会話、最近は作ったごはんも。
夫の「去年の今頃何してたっけ?」にすぐ対応できる。
そういう時間を持ちたいから、書き続けるのかもしれない。

2016年3月26日土曜日

「ちゅるりんこ」と「ピ・ポ・パ」

夫とわたしの共通語。
_________________________
「ちゅるりんこ」

腕の中で寝てしまった息子を布団に寝かせること。
すべり落ちるように移動させることが多い。
または、布団に寝かせるために移動するときの効果音。

使用例;
①(夫に)「ちゅるりんこするから、ちょっとそこ空けて」
②(寝ている息子に)「お布団で寝ようね。ちゅ〜るりんこ〜」

_________________________
「ピ・ポ・パ」

息子を抱きながらするわたしの恒例ダンス。
足踏みと腰振りから成る。
台所と寝室でよく見られる。

足踏み「タンタ〜カタカタカ タンタンタン」
腰振り「ピ・ポ・パ(左右に)ピ・ポ・パ(前後に)」
 くりかえし

使用例;
①(息子に)「ピ・ポ・パする?」
②(お義母さんがわたしに)「庭でピ・ポ・パしてきたら」
_________________________
写真は、夕暮れの散歩道での風景。
貨物列車、踏み切り、線路。



2016年3月25日金曜日

親は勝手なもので

息子、夜に寝ないでおっぱいばっかり。
困った、困ったと思ったら、(「だらだら授乳ダメダメ」)
昨日は日中ずーっと寝ている。

朝9時におっぱい飲んで、午後3時まで寝っぱなし。
それからおっぱい飲んで、また2時間半熟睡。

ちゃんと息をしているか何度も確認してしまった。
夜に寝られなくなるかと思い、夕暮れの散歩。
(といっても、歩くのはわたしだけれど)

で、夜は2時間おきに授乳。

寝なくても心配、寝ても心配。

先が読めない。

先は読むものじゃなくて、
「今を見ろ」ってことなのかな。

2016年3月24日木曜日

だらだら授乳ダメダメ

風邪が治り、パワーアップした息子。
ジャンプしてとせがむ。
横にするとぐずる。
おっぱいをよく飲む。

おととい、夜の授乳が頻繁すぎて息子と一緒に「わあー」とわめいた。
泣かれても、こちらも眠くて仕方なくて。

授乳記録によると、こんな感じ。

  開始時刻 授乳時間 左−右(合計)
  ■■睡眠時間■■ おむつ替えは2分くらい

①20:10   8-15(23分) おむつ替え、息子入眠
■■1時間15分■■
②21:50   0-10(10分) 息子もわたしも本格的に入眠
■■1時間15分■■
③23:15  60- 0(60分)(途中意識がない)
■■40分■■
④00:55   0-10(10分)
■■1時間15分■■
⑤02:25  11- 8(23分) おむつ替え
■■1時間25分■■
⑥04:15   0-60(60分)(途中意識がない)
■■25分■■
⑦05:40  15- 0(15分) 
■■1時間5分■■
 07:00                      起床

夜だけで7回授乳して、まとまって寝た時間が1時間25分。
途中2回意識がなくなったときも、胸を出したまま座っている。
(寝ながらの授乳が不得意だから、いちいち上体を起こす)
当然のことながら、その日はぼーっとしていた。

反省から
⑴片胸の授乳で息子が眠りかけても、おむつ替えで起こす。
⑵わたしが寝落ちしない。

いつもはできていることなんだけれど、
調子が狂うとままならない。

わたし以上に、息子のほうが疲れるはず。
いつもは泣く前に察知してくれるのに、
なかなか動いてくれないから涙を流して訴える。
気持ちよくいっぱい飲んで、ぐっすり寝たいよね。

あくる日は、①20:40②11:00③2:40④6:20の4回。
3回になると随分ちがうけれど、まあ欲張らず。

2016年3月23日水曜日

気持ちよい同居生活のために

わたしが心がけていたことで、お義母さんや夫にも共通していたこと。

 言われたらすぐやる

 要らないものは買わない

 使わなくなったら手放す

 ためないで言う

要は、心も物も淀むことなく、風通しよくありたい。
こういう習慣はすぐに変えられることじゃない。
だからわたしは価値観が似ていて助かっている。

そうそう。
当たり前のように、この家にはこの家のルールがある。
例えば…

 洗濯物をテーブルの上に置かない
 ビニール袋は畳まないでしまう
 台拭きは一番汚いので、専用のたらいで洗う
 台拭きで流し台の水切りを拭かない
 ハンガーは数種類あり、使い分ける
 卵豆腐や納豆は小鉢に移して食べる
 椅子の上で正座はいいが、あぐらはダメ
 調味料の賞味期限には目をつぶっていい
 エプロンを使う
 ラップは二度使いしない
 ラップで直巻きせず、皿も使って冷蔵庫にしまう
 肉を切るときは牛乳パックを敷く
 朝はバナナ牛乳(わたしは飲まないけれど)

「どうして?」と聞くと、その人のこだわりが分かる。
大抵のことはそれを尊重する。
「へえ、そうなんだ」で片付けて、倣う。
お嫁さんだから、そこは譲らなくちゃ。
でも、「わたしの実家では◯◯でしたけどね」と加える。

同居のすべてが完璧ではない。
ここには書けていない悶々としたこともあるけれど、
お義母さんと夫といい関係を保てているのは強いな。

2016年3月22日火曜日

「いい子」って言わないで

お義母さんに意見したのはこれが初めてだったかもしれない。

「いい子」「悪い子」って言わないで。

秋の出産後、退院して間もない頃だったかな。
息子が泣くと「悪い子」、機嫌がいいと「いい子」と言われていた。
これがすごく気になって「いいも悪いもないんですよ」と言った。
強い口調じゃなかったけれど、でも、繰り返し。

義母 「泣いているときは何と言ったらいいの?」
わたし「元気だねとか、泣きたいんだねとか、肺を鍛えているんだねとか」
義母 「じゃあ、静かなときは?」
わたし「静かだねとか、静寂を楽しんでいるねとか」
義母 「うーん…(失笑)」

ありのままでいい。
評価はいらない。

お義母さんは言葉遣いを気にするようになった。
当初は「何十年も使ってきた言葉遣いは治らない」とか
「脳みそがおかしくなりそう」とか言ってたけれど、
全くそんなことなかった。
もう「いい子」って言わなくなった。

去年の話。

日本語教師の同僚が「いい学生」と言うと、どうも気に障っていた。
それって、学習者が自分の思うように動いてくれるということ。
自分がコントロールしている。自分が上に立っている。
立場は逆であるべきなのに。
「いい子」も同じ。

そのまんまの息子が受け入れられているのも、
わたしの想いが伝わってるのもうれしい。

ああ、そうか。

息子にとってママにも「いい」「悪い」ってなくて、
自分のまんまでいいんだろうね。
どこか頑張ろうとしてしまうけれどさ。

2016年3月21日月曜日

クレヨンしんちゃん!

息子の斜め後ろからのショット。
シルエットが、まるでクレヨンしんちゃん。

写実的なアニメだと思う。
息子もおしり出したりするんだろうな。

おとといから鼻ちょうちんを作っていた息子。
初めての風邪らしき症状。
よだれと鼻水でぐちょぐちょ。

やっと落ち着いてきた。
午後はちょっとお散歩行けるかな。
窓の外、いい天気だものね。

2016年3月19日土曜日

ベビーカーとベビーキャリア/スリングの違い

お義母さん、肩が弱いのでベビーカーがほしいと言う。
息子の反応が見たくて、昨日お友だちから試しに借りてきた。

昨日今日とベビーカーを使ってみて…

息子は視界が開けて、景色を見るのに忙しいらしい。
交差点で立ち止まって覗き見ると、キョロキョロしている。
そして、振動が心地よいのか寝る。
まんざらでもない。

物足りないくらいにわたしの体への負担はない。

でもね

息子とわたしの距離が遠い。
息子の顔が見えない。
息子の声が聞こえない。
いつもあったかい胸元がさびしい。

自分が息子に語りかける量が減るのにびっくりした。
きょう、息子と一緒に歩いているとき無言だった。
スリングやベビーキャリアのときは、常に話していたのに。
「緑がきれいだね」「わんわん来たね」
寝ていたっておかまいなしで。

ああ、今のわたし
散歩にベビーカー要らないな。
(お義母さん用に買うけれど)

庭仕事しているときや、外で腰かけるところがないとき、
ベビーカーは便利かもしれない。
もっともっと重くなったら、手放せなくなるのかもしれない。

でも、今はくっついていたい。

スリング、Mei Tai(中国の子守帯)、ベビーキャリアも
うまく使い分けしたい。



写真はMei Tai。フィンランドの友人にもらったもの。
おんぶもできるらしい。
只今練習中。

2016年3月18日金曜日

雑巾が与えるもの

きょうでなくてもいいからと、台所の床の水拭きを頼まれた。
毎日モップを掛けるけれど、汚れはついていく。

頼まれたら、すぐ開始。
これ、日々心がけていること。

雑巾を絞る。
磨いた分だけきれいになっていく。

不思議なもので、一箇所きれいになると
また別のところが気になりだす。
棚を拭く。
トイレの棚も。

暑くなってきて、一枚脱ぐ。

掃除をしているあいだ、
頼まずともお義母さんが息子の散歩に行ってくれた。
うまくできている。

空間がきれいになる。
散歩で息子うれしい。
お義母さんもわたしも運動になる。
感謝の気持ち芽生える。

息子は足を椅子や机にひっかけられるようになった。

2016年3月17日木曜日

自分は後回し

お嫁さんとママになってから、自分のことは後回し。
優先順位が変わる。
適応能力が磨かれていく。

春が突然来た。
お天気がとってもいいから、お友達を誘って散歩。
息子は青空を見上げてベンチで昼寝。

帰ってきたら、お義母さんが冬囲いを取っている。
庭仕事は丸一日かかりそうだから、お手伝い。
昼から夕方まで。

息子が泣くと授乳。
布団を干して取り込む。
おつかいを頼まれる。

息子の「おっぱい」「抱っこ」に
お義母さんの「あれして」「これして」。
1日があっという間に過ぎていく。

月末までにしなければいけないことがあるけれど、
なかなか手がつけられない。

自分が透明になっていく。
水とか空気とか、そういう感じ。

悪くない。
去年までのわたしにはない感覚。

2016年3月16日水曜日

寝返りした!

息子がね、息子がね、
さっき寝返りした。
くるんとなって、頭をもちあげた。

お義母さんと拍手。
ハイタッチ。


ママは泣きそうになったよ。

2016年3月15日火曜日

一歩おとなへ

週末に遠出した。

高速道路を走った。
お泊まりした。
ワンちゃんに触った。
お友だちに会った。
おしゃれなお店に入った。


たくさん冒険した。
息子もわたしも、こうやって成長していくんだ。

きのうは6ヶ月の誕生日。
おめでとう。

2016年3月11日金曜日

津波から5年

忘れたわけではないけれど、
だんだんいつのことかわからなくなってくる。
今と昔がごちゃごちゃに。

町ごと流され、両親と祖母が亡くなって5年が経つ。
早いな。

朝の番組で、リポーターがわたしの町から中継していた。
お義母さんに教えた。
「あのガソリンスタンドの近くが我が家です」
お義母さんは息子に教えていた。
「あれがお母さんの生まれたところ」
息子は、テレビではなくお義母さんを見つめてた。


津波がすべてをさらっていった。
処理に翻弄され、感情を隠して、やっと呼吸していた。
毎月岩手に帰っていた。

自分よりも苦しい人、悲しんでいる人はいる。
東京にいた自分は、被災者と名乗っていいのだろうか。
人に囲まれていても、違う世界にいるみたいだった。
肌はボロボロだった。
よく授業していたと思う。

生かされているから生きなければ。
自分を大切にしようと思えるのに1年。

人に心の中まで話せるようになるのに3年。

「わたしはさびしい」と気付くのに4年。
そう、そんなにかかった。

そうしたら、大きな変化が起きた。
友人と付き合うことになり、結婚することになり、息子が生まれた。
新潟にいる。
今、しあわせいっぱい。

息子、父ちゃん母ちゃんに抱っこしてもらいたかったな。
それだけ心残り。
でも、いつも見守ってくれているものね。

ありがとうね。
今までも、これからも。

2016年3月10日木曜日

男のあそび

夜寝る前、夫と息子はひとしきり遊びまくる。
最近の流行り「タイタニックポーズ」。

昨夜は夫からわたしに写真を撮るよう指示。
動きが早いから、なかなか上手に撮れない。

息子よ、
いつか愛する人と航海に出てしまうのかい。
ママは今のうちに
いっぱいギューしてチュッチュしておくよ。


2016年3月9日水曜日

わたしの貧血=息子の成長期

きのうからちょっとふらつく。
きっと息子におっぱい吸われすぎ。

しっかり食べようと思って、昼ごはんに1.5合のごはんを一人で平らげる。
お義母さんに驚かれる。
わたしの食欲、見当がつかないらしい。

わたしの山盛りのごはん、お義姉さんには
「ごはん茶碗とのバランスが美しくない」と言われる。

食べても食べても、わたしの体重は緩やかに減る。
息子はぷにぷにしてきた。
どんどん重くなっていく。
脚力もついて、声も大きくなって。

ああ、ママはがんばるよ。

新生児のころ、あんなに小さかったのにね。



2016年3月8日火曜日

お義母さんのペース、お義母さんの好み

「段取り」が好きなお義母さん。
お義母さんの中にある段取りに寄り添う。

急遽朝から出かけることになった。
息子のものを買いにおしゃれなお店へ。
近くにもこんなところがあったんだ。

わたしをそのお店に連れて来たかったんだろうな。
いつも家にいるから。

わたしは極端に物を買わない人だけれど、
お義母さんが選んでくれたのを買った。
使えるかどうかわからなかったけれど、
せっかく連れて来てもらったから。

勧めてくれたら一回試してみる。
自分も相手も心地よくいるために。

気付けば、お義母さんが買ってくれたものばかり。
チャイルドシート、ベビーチェア、きょうの服も。

自分が物にそれほど執着しない人でよかった。
ありがとうが言える人でよかった。

きょうもしっかりお嫁さん。

写真はうさぎ。
お義母さんから息子へのクリスマスプレゼント。

2016年3月7日月曜日

新潟の海に行ってみた

ドライブして新潟の海へ。
5月の陽気で、駐車場は車でいっぱい。
でも、騒々しくなくて穏やか。

一寸法師みたいなスポーツをしているおじさま。


棒きれみたいな貝を拾うおじいちゃん。
食べられるらしい。




魚をむさぼる一羽の鳥。


釣りをする親子。
手をつないでいるカップル。
そして、息子を抱いてポーズを決める夫。


新潟の海は日本海。
生まれ育った岩手の三陸海岸とは違う。
砂浜、海の色、磯の匂いも。
でも、つながっている。

2016年3月6日日曜日

「ちょっと奥さん!」

近所のスーパーまで買い物に行く途中、署名活動を行っている人たち。
ごくろうさまと思っていたら、声をかけられた。

「ちょっと、奥さん!」

びっくりした。
「ママ」「お母さん」「妻」には慣れていたけれど
第三者からは「奥さん」に見えるんだ。

30代半ば、息子を連れての買い出し。

そうだよなあ。

写真は、先日買ったマラコイデス。
近所の農林高校の生徒さんたちが家庭訪問して売りに来た。
お花の説明を聞いて、オススメの子をもらうことにした。
彼女たちにも、わたしは「奥さん」なんだろうな。


「おばちゃん」と呼ばれる覚悟もしておかないと。